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Channel: MB マッスルバックアイアン名器巡り
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人類の歩み、そして未来へ ~人類と地球の未来⑪~

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現在、地球の温暖化を危惧している人は増えて来た。それは人間を基準にて考えればの話で地球規模で考えれば自然の循環である。地球は何十億年も前から宇宙線(極寒化)、気候変動、隕石・小惑星衝突(極暑化)、他、宇宙環境の影響で極寒、極暑を繰り返し、生物はその中で誕生、進化、絶滅を繰り返している。現人類はその中で何百年生きられるかと言う事である。現在、フロンガスで空いたオゾン層の穴はドンドン巨大化している。太陽エネルギーの増大に加え防護能力は落ちる。CO2排出による温暖化。光合成で酸素を作り出す植物、森林はCO2吸収の効果を持つ。しかしながら自然破壊、違法な森林伐採は後を絶たない。地球の20%の酸素を作る現・アマゾンの莫大な森林火災も放牧の為の人為的な念が拭えない。ブラジル・ボルソナル大統領は放置していたがG7の決定により、ようやく消化活動に乗り出した。


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フロン、ハロンガスによるオゾン層の崩壊は想像以上である。
現在の温暖化はCO2よりオゾン層の影響大では・・
 
今から約30年後の2050年、人口は100億人に達するといわれる。インドなど1日、7万人の赤ちゃんが誕生している。インドのモディ首相は自国の最先端技術(宇宙開発、AI、IT他)を鼻にかけ日本を見下していたが、自国の格差は膨大なものとなっている。整備、舗装されていない砂埃だらけの道路。そこでの衣料、食料の販売。全て潰れている信号機、秩序の無い道路事情、広い道路を人が横断するのも命懸け。電力供給も行き渡らず、個人が好き勝手に発電機まで配線を施し、電柱は「蜘蛛の巣」状態、1流ホテルでさえ1日数回と頻繁に停電が起こる。


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インド電力事情

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インド交通事情


街並みも汚い。男尊女卑文化が今でもまかり通る犯罪は聞くに堪えない残虐さ。そして、なんと国民の30%、3人に1人が貧乏生活を強いられている。何とも極端過ぎてバランスが悪い。インド人口は13億人。中国の次に来る経済急成長はインドであろう。しかし、少し遅かったか。。ピークを迎える前に地球環境破壊、資源不足で伸び切らないであろう。本年、最高気温50度を何度も超え、既に深刻な水不足が発生している。カレーのCOCO一番館が最近、インドに進出したがタイミングとして悪くは無い。インドの今度10年ぐらいはオイシイ稼ぎ所となるであろう。
 

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常夏のシンガポールは年中、気温35度。


常夏の国シンガポールでは本年、世界平均の2倍にあたる0.25度上昇。1年中、気温35度となっている。まともな仕事、レジャー等の屋外活動もここらが限界か・・。電力使用の50%が空調(エアコン)である。エアコンの室外機から出る熱い空気のヒートアップ現象による悪循環が起こっている。ビルの下に大きな配管を敷設し水を流し地表を冷却したり、旧マレー文化の家を応用し建物に風通しを良くする工夫がなされている。2045年には気温が45度になると推定され、シンガポール・リーシシェンエン首相は環境問題の研究施設を立ち上げたり、「クーリング・シンガポール」と銘打ちエアコンに変わる冷却システムの開発等、相当な危機感を持って来年までに電力使用を15%に抑えたり、ここ5年で環境対策に700億円を投じ国を挙げて取り組んでいる。言うまでも無く地球は極暑化に向かっている。
 
 
2050年の人口100億人は丁度、地球の環境破壊がテレビ画面では無く身近に感じる頃にぶつかる。日本での最高気温も40度を超えるであろう。人口は2050年でピークを迎えその後、気球環境破壊、資源・水・食料不足で急減少に向かって行く。地球上に870万種以上存在する生物も、現在10数分に1種が絶滅している。地球の未来を考えてみよう。
 
 
今問題になっている化石燃料とは・・。これはバクテリアを含めた生物、動物、植物が何十億年もの間、熱と圧力が加えられ化石化し石炭、石油を含んだ岩石に形を変えた物で、人間はそれらを採掘し消費しているのである。この化石燃料も2020年を境に2100年までに枯渇すると言われていた。しかし、シュールガス革命で100年は延びた。2050年には世界人口100億でピークを迎えると言う。深刻な食料不足は20~30年後から始まり、30億人難民時代が到来、2050年での世界人口100億は2100年には環境汚染も手伝い50億人と驚愕的に半減する。


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それまでに月面に宇宙基地を造り小惑星移動の準備が整うとは私には考え難い。現状のAIでは与えられた膨大な情報の中から瞬間的に答えを導き出す。新しい物の創造力は無い。AIロボットは地球脱出の支援を行うに当たり何処まで進化しているのであろうか。もし、技術が進化し地球外惑星に移住できた場合を考えてみると、先ず一般市民に莫大な財力は無く極一部の限られた富裕層と医者、科学者、エンジニア等、人間や宇宙施設のメンテナンスに必要な優秀な人材のみが可能となる。しかし、宇宙で大豪邸とは行かないであろう。小さなコロニーなどで1日中動かずまともな精神状態が保てるであろうか。そしてなにより水、食料確保の持続が致命となる。人類代は後100年続くであろうか。
 
 
プレートは漂流し大陸とし集まり、再び分散する。10億年後、アジアを中心に全ての大陸は集まり超大陸(アメージアとかパンギアウルティマ大陸とも言われる)が形成されることは多くの科学者が提唱している。大陸の面積が増大した結果、より多くの植物は大気中のCO2を消費し炭素を取り込む。そして植物は炭素と共に地中に埋没するので大気中のCO2は現在の1/10に減少する。そしてCO2を多く必要とするトウモロコシやサトウキビ等の植物は崩壊し、それらを食料としていた生物も死滅する。
 
 
現在、海面上昇を危惧しているきらいがあるが6億年前から海水はマントル内に取り込まれ減少を続けてきたらしい。こうなると海嶺が海上に姿を現す。こうなると潤滑剤である水分が取り込めなくなり、プレートのマントル対流(プレートテクトクス)は停止される。冷却する惑星の必然的現象との事。隆起しなくなった大地は浸食作用によって沈み込み帯では火山活動の停止、光合成がなくなる、植物・生物の死滅、他と生態ピラミッドは崩壊される。
 
 
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プレートテクトクス停止は低温プレートがマントル底面に落下しなくなりコア外核の冷却力は著しく激減し地球磁場が消滅。大気は太陽風に剥ぎ取られ海洋成分は宇宙へ放出されて行く。この時点で地表に生息する大型多細胞生物は絶滅している。海洋中に僅か残った生物もやがて太陽熱により海洋が消失すると全て死滅。地球生命体は全滅。15億年後である。太陽表層の加熱が拍車をかけ地球は現在の金星の様に表面温度500度に達する(水星430度、金星460度)。
 
 
その後、数十億年後、銀河系の衝突などで恒星誕生の頻度が上昇し、それらがやがて超新星爆発を起こす事によって地球に強力な宇宙線が降り注ぐ。質量と共に重力を失った地球は膨張する太陽(太陽も超新星爆発に向かっている)に飲み込まれ消失する。人間に生命がある限り、人生は残酷な物となる。私達、一般人に残された道は後悔の無い様、1日1日を精一杯、目の前の事に全力集中して生きる事では無いであろうか。



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