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Channel: MB マッスルバックアイアン名器巡り
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チェリーゴルフ猪名川コースの洗礼 最終章(6)

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楽しみにしていた50yd巨大ポテトチップス2~3段グリーンはピンの近くにつけるので余り味わうことが出来なかった。唯一、味わえた上り2段、10mのパットはカップ20cmにつけ2パットと言う結果となった。グリーンは大きさの割りに間口の狭い縦長になっているため案外パーオンしない。パーオンし出したらロング・パットも出てくるだろう。途中、LWで軽いシャンクが出だした。SWでは出ない。あれで3~4打は損をしている。少し、サボっていたが部屋でLWでの1円玉拾いを決行することにした。得意のバンカー・ショットも昨日まで降り続けた雨で強烈に重くなって力が必要だったり、砂がしまって飛び過ぎたり、久々にバンカーで良い経験をさせて貰った。ドライバーもアイアンも寄せもパターも悪くはなかった。少しの曲がり、チョットしたミスがドンドン深みにはまって行く難コース。打数ばかりがかさまされて行く。「厳しかった」。

 
ここでは狭く恐怖の景観でのティ・ショットでのOBと言う事も有りますが、キツイこぶ、傾斜からのセカンドで狭いフェアウェイ両サイドのOB、池にも吸い込まれ易くダブルで来ている上、グリーン付近まで持っていけば平坦なところからウェッジで落としどころを決めて寄せと言う訳には行かない。グリーン周辺も大きなこぶでうねりまくっていることが多く、とんでもない格好でアドレスさせられることも少なくない。ガード・バンカーに入れる様な事になれば深く高いアゴのアリソン系にも関わらず距離のあるバンカーショットを強いられ、パーオンしても下手に乗せれば巨大ポテトチップス2~3段グリーンの餌食になる。常に恐怖と緊張を強いられるのである。

 
「3ホールに1度パーを取っていく割合の80台ゴルファー」とは現在の私の状態である。本日は偶然3人とも同じぐらいの実力であったが皆「100」を切る程度に甘んじさせられた。本日の結果は
 
パー  5ホール
ボギー 4ホール
ダボ   7ホール
トリ    1ホール
+4   1ホール
 
1パット 6ホール
2パット 12ホール
 
IN48(16)、OUT49(14)、TOTAL97(30)となった。
 
 
今回初めてのラウンドと言う事もありましたが、90台半ばから前半まではすぐ行くでしょう。しかし、ここではラウンドを重ねてもスコアは大幅に縮まって行く事はないでしょう。「ちょっと曲げてもセーフ」なんて有りませんから。10yd逸れたらトラブル。ミスの許容範囲はすこぶる狭い。ショットに自信、確信が持てないと80台は狙えません。私の場合、ショットがグリーン方向に向かって行く程度で悪い状態。グリーンを狙っていける状態で「まずまず」、グリーンの中のポジションを狙っていける状態で「良い」となります。全盛期ではここで言う「良い」が普通の状態。今では「まずまず」を作っている段階。

 
「虚」でない「真」の地道な積み重ね、積み上げの継続無しに「真」の「自信」は得られない。コンスタントに80台前半がいつ出せるか分からないがチェリーゴルフ猪名川コースのラウンドは続ける。流石にコースレート72台。東京時代コースレート73台の茨城県セベ・バレステロスGCでもここまで苦労した覚えはない。「私が下手になったと言う事だ」。チェリーゴルフ猪名川コースが普通のコース感覚になるまでにどのぐらいかかるのだろうか。逆に言えばここで納得できるラウンドが出来れば70台が見えると言う事だ。
 
 
それと本日一人、MB使っている人がいた。「コツン」と言う打音で山なりボール打ってMB打てているつもりになっていた。MBは「クシャーー」と言う打音で基本、二次曲線的に大空に高弾道で舞い上がるモンやで。私の御株であるMBを使えていない事が非常に「悔しかった」。現在、私に取ってMBは付き合い難い事情が出来て来ている。MBは豊富な練習量と合わせパワーとヘッド・スピードを持ち合わせていないと有効活用し難い。ロング・アイアンで高弾道を出せるパンチ力のあるMBもそれを引き出すパワーが必要。ロフトも寝ていて、せめて150ydを7Iぐらいでは打ちたいところだ。パワーが無ければ悪戯に長い番手が必要となって行くだけになり、芯が小さい事と相まって難しいだけとなる。現状の私は右肘の怪我、体力面での練習量の問題とパワーの低下でMB対応が厳しくなって来ている。しかし、後進の為に「本当のMBの打球見せたらなアカンな」。MB復活は私にとって避けて通れない道なのか。「意地もある」。

イメージ 1
私のアイアン・ショットのターフ。薄く長く中々、理想的。やはり私にソール幅の厚いアイアンは不用だ。
 
 
私はガード・バンカーが得意だ。だから余り気にしない。不思議とラウンドでもガード・バンカーには捕まらない。現在、パッティングも自信を深めつつある。今回の難グリーンも30パットで終えた。実力があれば困難な状況でも普通にクリア出来る。何故ここでショットの難しさばかりが自分の中でクローズ・アップされるのか。それは現段階で「ショットが下手糞なだけなのである」。現在の3ホールに1回のパーを全盛期の3ホールに1回ボギーのペースに戻す。

 
「60歳間近やけどまだまだやるで」。



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