多賀城から仙石線で石巻方向に２０分で日本三景の松島、松島海岸駅に着く。高速バスPM７：３０仙台出発まで時間があるので、せっかく、宮城まで来たのだから温泉にでも浸りながら松島の絶景を満喫・・・と思っていたが、この寒さに強い雨風。それどころではない。早々に仙台に戻り、再び朝と同じネット・カフェに逃げ込んだ。受付が朝と同じネエちゃんだとこちらが気付くと、ネエちゃんは同じ個室部屋を取り、返して来た。私は帰りの高速バス仙台ターミナルの行き方を聞き、ネエちゃんは分かり易い道を教えてくれた。実はネエちゃんに道を尋ねる前に、食事を取った中華料理の店員にも道を尋ねている。店員さんは近道を教えてくれた。ここは他府県から来たと読み、分かり易い道を教えてくれたネエチャンの方に軍配が上がる。「親切だ」。宮城県の女性は色白が目立ったが、色白で言えば北海道の女性の透き通った美しさは強烈であった事が思い出された。
宮城県多賀城ビック・チャンスに着いてから店を後にした後も、呑気に
写真を撮っている気分ではなかった。帰りも高速バスは大盛況を見せた。
次に非常に参考になる法的中古車契約の文献があるので掲載し、宮城県多賀城ビック・チャンスに送った文面を紹介してみよう。
中古車キャンセル料法的扱いについて
弁護士：自動車の売買で、「仮契約」という契約は存在しないと考えられます。中古車の売買契約成立は『自動車注文書標準約款』によって「『1.納車 2.使用者の登録完了 3.注文者の依頼により点検･整備などに着手』の3点のうち最も早い日」と明記してあります。よって、慰謝料などは発生しません。キャンセル料に関しても契約自体が成立していないので、支払う必要はないでしょう。
当方：契約書を取り交わしていないのはもちろん、私は６月１３日当店に出向き購入するかどうかを決定すると言っており、１３日に決められなかったので、社員K氏の「もう売れと社長から言われている」（※社長T氏同席）の発言から１４～１５日に回答すると言った事は貴社も飲んでいます。そして１４日に購入見合わせを連絡しました。上文3の注文者の依頼により点検･整備などに着手について私から依頼は何もを言っていません。13日車を見て気に入れば納車は６月で良いと言いました。入金の判断は貴社の勝手な先走りの判断となります。
弁護士：それでは、なんでも口約束で契約をして取り置いて、気に入らなかったらキャンセルをしてもいいのか？ もちろんそんなことはありません。あまりに長い間取り置きをして、その間に新型車が発売されるなどして価値を著しく損ねた場合などは、客側に信義則違反が発生します。また、非常に特殊な車を客側の都合で探してもらって他の客より高く買うという条件で取り置きした場合などにも、契約していないからキャンセルという理論は通用しません。
当方：廃盤のセリカにニュー・モデルの新車などは有りません。取り置き機関も短く
１３日訪問は貴社も飲んでいます。
弁護士：また、相談には「口頭での約束」とありますが、法律上厳密に言うと、契約とは必ずしも書面で交わす必要はなく、口約束でも契約は成立します。とはいえ、口約束は証拠がないため裁判になると、言った、言わないの水掛け論になることも多いので、契約の成立を立証するのは困難です。質問とは逆のケースになりますが、もし、販売店側が「この車を取り置いておきますよ」と言ったので安心していたけれど、他の客に売ってしまったということが起きても、お互いの解釈が違えば、その責任を追及できないこともあります。
弁護士：取り置きをする場合には、「手付金」、正確には「申込証拠金」と呼ばれるお金を支払うと安心です。これは買い手がひやかしではない証明として預けるお金で、車に対する購入の優先権を確保することができます。
当方：「優先権を確保する」と言う事で購入決定にはなりません。
当方：上文から私が貴社に対しキャンセル料を支払う義務は無いとなります。車の状態は雨風が強くマフラーからの白煙もオイル漏れか水蒸気か判別しにくい面がありました。私は両方だと判断します。車が温まっても尚且つ白煙が出続けていた事とオイルを含んだ水滴が漏れて来た事、貴社のK氏も古い車なのでそのぐらいの漏れはあると開き直っていました。写真とは違い、黒ずんだシート、傷等内装は古びた感じが強く、シート座席について「嬉しい気分」にはなれませんでした。私も貴社と喧嘩をしたいとは現段階では思っていません。速やかに即刻、全額返金願います。返金なき場合、それなりの処置を取らせて頂きます。
宮城県多賀城に店があるビック・チャンスのセリカSS-Ⅱシルバー・メカニカル・エアロ。
綺麗な写真とは大違いの黒ずみ古びた汚い内装、極めつけはオイル漏れ。メカニカル・
エアロ装着を考慮に入れても中古車屋セリカSS-Ⅱ設定車体価格は最低ラインの
１９．８万円レベルだ。なまじ、まともな価格から期待させられた。所詮、セリカSS-Ⅱの
30万台以下では半分鉄くずのボロ車でしかなかった。