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Channel: MB マッスルバックアイアン名器巡り
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2転3転中古車選び(中古車契約トラブル編Ⅱ)13

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仙石線電車内で不思議なスイッチ発見。何と乗客が電車の扉の開閉をこのスイッチで行っている。
「えーーー、それ危ないやん、、、何で」。。このスイッチこの扉専用ならまだ分かるが。


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多賀城に着いた。「悠久のまち史都」はビックチャンスに着いた時からとんでもない町に変貌した。


仙台から仙石線に乗り、多賀城へ。多賀城駅からタクシーに乗りビック・チャンスに着いた。車は屋外で雨ざらし保管。「こんなモンやな」。目当てのセリカSS-Ⅱが置かれている第二駐車場に向かった。実車を見た。「チッチャ」。現購入車や東大阪のセリカより、かなり小さく見える。「くたびれてるなーーー」。外装はマアマア。エアロは悪くは無いが、車体が小さく見える事から、何か無理している様で似合わず、餓鬼臭さえ感じる。ボンネットのグリル内は錆だらけ。塗装、錆落とし等の対応、対策は施さないと言う。これからの整備の質が分かると言う物、「やっぱ、何もやらんな」。タイヤが何と前後左右銘柄が違う上、溝が無い。「オイオイ」。こんな車を見せるビック・チャンスの神経が分からない。「チョットオカシイでコレ」。ボンネットを開けてみた。「汚ねーーー」。わざわざ大阪から来ているのに掃除もナシか。「鈍いと言うか営業センスの欠片も無い奴らや」。その方が状態が分かりこちらには好都合だが。オイルの滲み等は無かったが、通常見慣れない変な配線器具が取り付けてある。「コレ、何やっとーーーんネン」。

内装、シートが黒ずみ汚く、アチコチ傷だらけ。「古びている」。。シートに着いたが全然、嬉しくない。ETCが左膝にぶつかるところに取り付けられている。「邪魔やなーー」。しかし、前オーナーは走り屋では無いな。各ギアは電話確認の通り「カチッ」「カチッ」と入る。Egをかけた。車が温まってから溜まった水をアクセルを吹かし除去した。Egレスポンスからパワー、トルクの大きさが伝わらない弱いものだ。「やっぱりか」(疲れているな)。。しかし、いつまで経っても僅かだが白煙を吹き続けている。「ヤバイな」。強風、雨でガスのベトつきや臭いが分かりずらく水蒸気かオイルか判別し難い。粘っているとオイルを含んだ水滴が垂れた。「やっぱり、やられてるな(オイル漏れてる)」。買う訳には行かない。
 
 
この車は買わないが買うとしたら、先ずタイヤ代、高額な陸送費(又は再度、多賀城に出向いての自走運搬)、他府県の為、書庫証明から登録まで全て自前(仕事も数日休む必要が出る=「マイナス20000円/日×手続き日数が収入減となる」と言うか仕事に穴を開けクビになりかねない)。本来、ビッグ・チャンスが行う仕事を私が行うのに手続き費用を取ると言う。「オモロイ奴らや」(大体、何か話をする度に2万ぐらい総額を上げてくる)。余計な金が大幅にかかり過ぎる事は分かっていたが、そこまでして手に入れたい車ではまったくなかった。これなら、大阪茨木市で見つけた車と総額が余り変わらなくなって来る。大阪に帰り茨木の車をもう一度見てみよう。今度はEgをかけて。そして、前回、紹介した結果(購入)となった。
 
 
宮城県多賀城ビック・チャンスまで出向いたのは気に入った色とデザインの車はコレだけだった事と最低ラインだが、私の中での適正価格内であり「ヒョットしたら・・」と言う思いにかられたからだ。期待したのは、欲に眩んだ弱さ、「世の中、旨い話など無い」。所詮、価格なりと言うよりメカニカル・エアロ装着を考慮に入れても20万以下程度の車だった。人の良い東北人でも車屋は車屋なのである。ここビック・チャンスでは、扱う車は趣味性の強いものは無く足代わりで燃費を気にするファミリー・カーばかりであった。最近、思うのだが、中古車屋自体の車を見る目が落ちている現象が発生している。
 
 
ここまでで、私は自分が納得出来るまでやったので、特に後悔や失敗は無い。私の失敗は手付けを多目に払った事である。数万で良かったのである。写真からここまで酷いとは思わず十数万振り込んだ。「十万余計だった」。振込む時に「数万で・・」と頭を過ぎったが、子供の小遣いでも無い。「ヤッテモタ」(人の良い宮城県出身のお袋の血を引いている)。そら中古車屋や。「整備、手続きで人が動いている」と言って何もしていないのに、金を返さないのは分かりきった事だ。客が「知らない」と見ると100%だ。「取り置きしていなかったら、他で売れていた」と言う。しかし、そんなマヌケな商売人はいない。商談中に他の検討者がついた場合は、商談物件については確定・成約では無いと言って、新たな検討者と商談を進める。当たり前の話で、中古車屋の常套手段である。現実は「中々、売れないのである」。客が車を見ている中、心の中で「買えーーー、買えーーー」と叫んいるのである。私は実車確認もせずに購入を決定する訳が無い。宮城に出向いた事こそが未契約を証明しているのだが、手付け支払い後では後の祭りだ。



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宮城県多賀城に店があるビック・チャンスセリカSS-シルバー・メカニカル・エアロ。
綺麗な写真とは大違いの黒ずみ古びた内装、極めつけはオイル漏れ。メカニカル・
エアロ装着を考慮に入れても中古車屋セリカSS-Ⅱ設定車体価格は最低ラインの
19.8万円レベルだ。なまじ、まともな価格から期待させられた。所詮、セリカSS-Ⅱの
30万台以下では半分鉄くずのボロ車でしかない







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