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Channel: MB マッスルバックアイアン名器巡り
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電気EGが引っ掛かったヤマダ電機の奇策商法

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ゴルフ部屋の電気(サークライン=輪っかの電球)が切れた。

ずっと放って置いたが、その部屋はクローゼット、洋服ダンスがある洋服部屋でもある。

最近電球はコンビニに売っていないので、それだけで電気店に出向くのが面倒臭い。

しかし、余りに不便なので頑張って電気店に出向いた。

いつもはエディオンに行くのだが、最近、ヤマダ電機が出来たので覗いて見ようと思った。


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いつも、思うのだが電気製品などは車や指輪と違いネットで安い物を買うのも有効。
電化製品については私はネット通販を良く利用する。そんな人は多いだろう。

それを、市街地にこんな大きな店舗を構え、人を何人も雇い、安いネット販売にユーザーを
持って行かれ、よく存続し、潰れないものだと思う。

店に入ると広い店内が「ガラ~~~ン」としていて、客が見当たらず、店員もまばら。
「やっぱりな」。ここ「危ないで」。。

こんな広い店内を電球一つ探すのにさまようのは、「うっとうしい、面倒臭い事この上無い」。
店員を捕まえるのも一苦労だ。

と思っていたら、まん前に電球(サークライン)発見。色も蛍光色(白っぽい色)で電球色(オレンジっほい)
より好みだ。しかも、通常、サークラインは2本セットになっているが、ここの展示スペースのは1個売り。
余計な物を買う必要が無い。電球はLED(電気を通すと光る石で出来ている)なので1本でも
2500円と高い。しかし、他製品に興味の無い状態で電球一つを探し回るのも面倒だ。「買った」。

ここの段階でヤマダ電機のヒッカケと言える奇策販売法を見抜けた人はいますか。
分からない貴方も引っ掛かっている。電気屋さんでも引っ掛かり易いと思う。

家に帰って電球を取り付けた。「点灯」せずに「点滅」する。しもた、「やられた」。
これは電球1個用の照明器具にしか使えない電球。通常、サークラインの照明器具は大小で
電球2個用が一般的だ。しかも、通常電球1個用の器具ならば、サークラインは大きいサイズが
入る。売られていたのは小さいサイズのサークラインだ。 「明らかに意図的やな」。

普通、電球1個のレシートなど捨ててしまうか、2500円でわざわざ再度、出向き返品を要求する
人ばかりではないだろう。しかも、商品はあけてしまっている。電球1個用の器具ならちゃんと点灯
するだろう。シロウトなら勝ち目は無い。

私は出向きクレームをつけた。レシートはある。専属の対応営業ウーマンが出てきて、「もう開けてしまって
いるので」。ここらで諦める客も多いのだろう。私は、食い下がった。「そうですか、そしたら点かないかどうか
確認してきます」と馴れたものだ。「何回もやってるな」。自信満々で闊歩して行った。

「電球はちゃんと点きましたので返品は受けれません」と想定道りの回答。筋や理屈ではひっくり返せない。
私は自己マインド・コントロール法により、女性店員に「どうなっても、いいねんな。どうなっても知らんぞ」
と伝えた。営業ウーマンはただならぬ物を感じたのか、目の色が変わった。店員はお客さんを怒らしては
まずいし、やっかいだ。そこで私はすかさず意図的に怒り出した。

今回は返品を受け付けますけど、次回は気をつけて下さいと言って営業ウーマンは折れた。
素直な態度に私は嫁の部屋もサークラインが切れていたので、もう一本買い、グロー球も買足した。
その心遣いにサークラインを2本、別々に購入した私に、営業ウーマンは安くなる2本セットの物を
持って来てくれた。メデタシ、メデタシ。大概はヤマダの描いたシナリオの軍門に下るであろう。

店の入り口まん前に置かれていた電球1個用照明器具のサークラインにの梱包には良く見ると
「1灯用」と印刷されている。どれだけの人がこれに気付くか、理解する事が出来るだろうか。
展示スペースには大量の電球1個用照明器具のサークライン、しかも小さい方のサイズが
大量に、山積みになっている。

「仕入れ間違いか」。それとも、1個2500円でもこれだけ捌けばかなりの額になる。「引っ掛けか」。
通常、使われない物をわざわざ、買い易い様に仕向けるか。目立つように入り口のまん前に置くか。


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客も見当たらない様子から、位置的にエディオンに対峙しているヤマダ電機は苦境に立たされている
事が見て取れる。エディオンは客も多く店内にも活気がある。エディオンの客を食えていない。

ヤマダ電機は現在の様にネット通販が一般化する前、東京時代よく利用したが、いつも非常に壊れ
易かった。このヤマダ電機の場所は有名な湯川家具が潰れた跡地に建てられた物だが、いやな予感。

「いつまで持つかな」。


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