宮城県多賀城Uカーショップ・ビックチャンス
宮城県多賀城に店があるビック・チャンスのセリカSS-Ⅱシルバー・メカニカル・エアロ。
綺麗な写真とは大違いの黒ずみ古びた汚い内装、錆だらけのEgルーム。極めつけは
オイル漏れ。メカニカル・エアロ装着を考慮に入れても中古車屋セリカSS-Ⅱ設定車体
価格は最低ラインの10万台レベルだ。なまじ、まともな価格から期待させられた。
所詮、セリカSS-Ⅱの30万台以下では半分鉄くずのボロ車でしかなかった。
私は法律も理屈も感情も何も関係なしにただただ突っ張ねる権力で押さえるしかない鉄仮面の様な担当者Kでは話にならず(馬鹿馬鹿しくも効果のあるこの技貰い)、上文を宮城県多賀城ビック・チャンスT社長に送り何も言えない状況にした(※当然、こんな事でわざわざ弁護士などと相談せず、ネットの運用だ)。いつも、部下任せの社長からやっと血相変えて「裁判でも何でも受けて立つ」と電話がかかって来た。しかし、私は不利だ。支払いがこれからならば、私はビタ壱文支払わないが、法的に契約が成り立っていなくても、手付を払ってしまっているのである。「相手が好きにしろ」と開き直られたり、話が平行線のままでも金は返って来ない。10万円の事で裁判などしていられる訳が無い。相手のキャパシティの限界ギリギリ「切れる」寸前まで話をしなければならない。
結果、キャンセル料は総額の20%では無く、車体価格の30%で話を終えた。相手も数名の社員をかかえており何もしていないとは証明出来ない。社員が動いていたら責任もある。現購入車に取り付けるナビと社外品ブレーキ・パッド分の損害か、その分の金は戻って来たと考えるか、金が返ってきただけマシである。返金ナシの泣き寝入りになるケースも多い事だろう。宮城に出向いて3万弱の経費はかかったが、やはり見に来て良かった。実車確認ナシに購入する事は私の場合ありえないが、購入してしまっていたとすると、車の状態から、これから故障も出て来る。走れば走るだけオイル漏れが酷くなり、修理代がかかり、売っても値がつかない、どうにもならない、鉄くず(安物外車に多いパターン)を引き受けてしまうところだった。交通費の25000円は安いものとなった。
中古車売買で「仮契約」という契約は存在せず、中古車の売買契約成立は『自動車注文書標準約款』によって「『1.納車 2.使用者の登録完了 3.注文者の依頼により点検・整備などに着手』の3点のうち最も早い日」と認識し、車は見てから買う。遠方でも契約書は車を見た後だ。そして、手付け金は店の指定が無い限り極力少な目にだ。
社会的責任、人命が大きくのしかかる車をネットや通販で売買する。売り手は売った後の事は知らない(オークションは基本ノークレーム、ノーリターン。遠方なので車に問題があっても、わざわざ来ないだろうとタカをくくり保証をオマケ程度に付ける)と言う姿勢。オークションではNC・NRが多く「実車も確認し無い方が悪い」と言われて終わるのがオチである。私はオークション出品をしている店は信用しない。個人出品では中古車屋では値がつかないから、「誰か馬鹿が騙されてくれないかな」とオークションに出すケースも多いだろう。車を確認せずに買う。こんな無責任な買い手は、任意保険にも加入せず、事故を起こしても逃げてしまう傾向の人間だと私は見る。何でもそうで当たり前だが、金のかかる事で自分の知らない事を他人(企業)に頼むと言う事は、必要以上の金を取られると言う事。それは、知らなければ知らないほどその程度は大きくなると言う事だ。何事も勉強となる。
高速バス初体験以外、大した経験にも役にも立たない損失だった。私が他人の事なら、安くて良い車などある訳が無いやろ「アホか」で終わる話だ。ゴルフ・スイングでも何でもそうだが、自分の事は見え難い。病気になれば薬に頼りたくなる。生活に困ったり、欲が絡むと良い話があれば都合の良い方に考えたくなるのが、人間の弱さと言うものだ。そして、何でもそうだが、特に贅沢品には詐欺が共存する。
散々、中古車をコケ下ろしたが、そう言うエグさの中に真実は潜んでいる物。中古車屋にカモにされない為の情報提供を行ったのが主旨である。車は欲しいが新車を買えない輩はそのぐらいのリスクは当然と踏まえた上で中古車屋(車産業全体)と付き合う必要があると言う事。任意保険でもテレビでやたら放映される。そこまでしないと客が集まらないのだ。良い事ばっかり言って価格を押さえる。しかし、加入やロード・サービスまでは良い所も多いが、事故対応となると碌なところがない。「365日24時間対応」と言っても先ず、電話が繋がらない。保険金を出さない、渋る、まともに対応しないところが殆どである。当たり前だ。あれだけ保険料を安く抑えれば多大なテレビ他の広告費用に金がかかって終わりだ。テレビで良くCMが放映される保険会社は真っ先に外した方が良い。格安勢ではメニューに搭乗者障害が平気で入っていなかったり、通常考える感覚とは違うのである。外資系などは、そもそも保険団体に加入していないところが多い。ネットの評判と現実は全然違う。お勧めはネットの評判では上位にランキングされていないが老舗三井住友、東京海上、あいおい、富士火災などはマシな部類に入る。
「90」を中々切れないゴルファーの様に前ばかり見て物を言って来たが、車はあらゆる意味で自分の人生だけでなく他人の人生をも終わらせてしまう力がある道具なのである。大きな社会的責任がのしかかり、ディフェンス面を重要視しなければならない。中古安物のベンツもBMWも板金ペラペラの国産と比較に成らないほど頑丈、身体を守るのに有効で悪いところばかりでは無い。そして、誰がどんな車に乗ってどんな思いをし、どんな目に合おうが、他人に迷惑をかけず自分で責任を取っていれば自由。しかし、車のトラブルは、そうはならない。車の事故はそんな事では済まない、終わらない。その事を踏まえ、自分がカーライフをエンジョイ出来、幸せになれる選択をすれば良いと思う。矛盾した言動も随分出た。理性と感情が交錯した結果だな。
実は個人的に車が無ければ仕事で不便だが、生活出来ないところまでは行かない。マシンならMTの250~600ccバイクの方が魅力だ。徹底的に支出を抑える私が今更、車購入に至ったのには文章に出していなが、他の要因に後押しされての事だった。再度、自動車免許を取り、車を選び、購入に至るまで2ヶ月。まさに「風」だが、仕事だった。
まあ、車なんぞ持っても金ばかり食い、事故に巻き込まれたり、起こしたり碌な事は無い。「せいぜい気を付けるだけである」。ちなみに高速バスの疲労度は歳を取っているのか、翌日では無く、翌々日に出た。身体が動かないほど強烈な物だった。今後、納車後、自分の連続走行時間は8時間(大阪東京間ぐらい)と設定することにした。