Quantcast
Channel: MB マッスルバックアイアン名器巡り
Viewing all articles
Browse latest Browse all 271

ミズノ・プロMP33 DGS200エース決定。

$
0
0
この3日間暑さの中、仕事で猛爆な激務が続き身体は疲労困憊、アチコチ痛む。手も足も腰も。こんな時、ゴルフ・ショットしても(私の場合)下半身は動かず良くは無いだろう。言わば悪い状態。これはショットを見るのに最高の状態とばかり1週間ぶり、ロッテ葛西にDG装着アイアンを打った場合の弾道の確認に行ってきた。自分の中ではDG S200やR400なら振れる、打てると身体が分かっていた。持参クラブは5I換算430gのMP33、T-ZOID TRUE、440gのマグレガー・ターニー・クラシック。430gのウイルソン・スタッフPi5(全英オープン選手権と全米プロ選手権のメジャー2大会を征したパドレイグ・ハリントン監修のポケ・キャビ)と410gのBS GR(2007)NS950WFの5種、3,6,9I&ウェッジ。
 
 
結果から言うと「やはりこのアイアンは私に合っている」のかミズノ・プロMP33が1番打ち易く扱い易く打球も集まる。本日のMP33での練習は160ydのピンを狙うレベルまで進み、スライス、フックとインテンショナル・ショットの練習まで進んだ。440gのマグレガー・ターニー・クラシックも打てたが、やはりMP33に比べると難しいのは否めない。MP33はMS11の打ち易さを経て出来て来ただけあって、やはり昔のMBより打ち易く進化している事がパワーが落ちて分かった。怪我前と日米MBの立場は逆転し、私の意志はMP33に伝わり、痒い所に手が届くほどコントロールし易かった。飛距離は通常5yd、平均7yd、MAX10yd伸びた。
 
 
意外でしたが私が「MBは難しいのに。。イイカッコして使っている」との見方がある事を知りました。まったく違う場所での話ですね。MBで育ち何十年もMBを打ち続けている私に取っては簡単と言われるCBよりMBの方が打ち易く、扱い易いのです(同じ意味でCB育ちはMBが使い難いと思う)。猛烈にフェイスの向きに対し直進性が強い現代のCBは逆にコントロールし難く意志が伝わりにくい。多くの人が言われる芯を外した時のリスクがありますが、私はそんな事は考えていません。芯を大きく外した時の痺れる様な手の痛み、ダウン・ブローとばかり地球と格闘し(大ダフリ)手首を痛めた時期を何十年も前に通り過ぎて来ています。悪くても飛距離に大きく影響するほど打点が芯周辺から外れないのです(影響しても5yd)。
 
 
操作するにしてもCBはデジタル的にONかOFFでコントロールしなければなりません。MBはアナログ的にON-OFFの中間が出せる。だから、CBよりはるかに数ヤード刻みで操作のコントロールがし易い。
 
 
重量にしてもそうです。振りきれる範囲で重たいクラブを使う方が語る必要が無いぐらいに良く、恩恵も多い。①球質が重くなり風の影響が減る。②飛距離が出る。③スイング軌道が安定し易い。④フェイス・コントロールがピーキーになり過ぎない。⑤身体を使ったスイングが維持でき忘れない。ざっと考えてもポンポン出てきます。何も格好をつける為に重いクラブを使っている訳では有りません。一体、50半ば過ぎた私が誰に対し格好をつける必要があるのか。又、重いクラブを使って誰が格好良く思うのだろうか。
 
 
極めつけはロング・アイアンですね。現代の薄っぺらい板厚でパンチ力の無いCBでは一般人でロフトの立ったロング・アイアンの打球を浮かす事は先ず不可能。だからUTなるクラブの出現は必然だった訳です。CBアイアンはクラブを長くしロフトを立てて重量を軽くしヘッド・スピードが上がる様にしてパンチ力の無さを補い距離が出る様に設定している訳です。知らない人も多いかも知れませんが、これが昔のマグレガー、ウイルソン等トップ・ブレード(バック・フェイス上部)までシッカリ肉厚がありパンチ力も強いと(昔でも国産MBと現代MB群は薄い)セミ・ハードヒッタークラスでも地道な練習を何年も続ければ2番アイアン(ロフト18度)の打球を大空高く浮かす事が出来る。ロング・アイアンを好む私が昔のマグレガー、ウイルソンのアイアンをエースに持って来ていたのも必然と成る訳です。
 
 
そんな事で430gのポケ・キャビPi5や軽量のGRは私の中で淘汰されました。MP33はTN87ばりの二次曲線を描き高弾道を描いた。以前打った抑え気味で放物線的な弾道の印象とは随分違っている。それはアイアンの打音で「ヂィッ」と言う金属音が鳴り始めた私のスイングのパワー、スピードが効率良く、しかも集中的にインパクトでボールに伝達され、綺麗に(入射角)に入って来た為、弾道に変化が出たものだ。世間では簡単と言われていても合わないCBなど使う必要はまったく無いのである。あの難しいミズノ・プロMS-1は通常、中弾道と感じられたが本当にグッド・ショットが出た場合、実は高弾道が出る。難しくて中々、そこまでのショットが出ないので世間でも「中弾道モデル」と表現しているに過ぎない。
 
 
さて問題のMP33での3番アイアン。もう振り遅れで右に抜ける事もなかった。「上がった」。しかし、私の合格ラインには達していない。ロング・アイアンを打つには先ほどセミ・ハード・ヒッター以上を対象にしたがヘッド・スピードだけが速くても手に負えない。ヘッド・スピードに加え「パワー」が必要なのである。何とかゴルフ復帰1ヶ月強と短期間でDG(5I換算:430g)を振り回せるようになるまでこぎ着けたが、3IのみDG SL S300の軽量にリシャフトする事にした。残念だが現段階では軽量スチールでも2番を打てる段階までは戻っていない。5Wのコントロール・ショットでカバーせざる得ない状態だ(5Wが当たり前になると2Iは打てなくなり技術、パワーの衰退が始まる)。行動しないと話にならないがゴルフに限らず人生、「何をどう考えて」行動するかと言うのはその人の人生を決定付けるほど大きなファクター(要素)である。
 
 
都合の良い事に以前5Wは私に取ってスコア破壊クラブだったのだが、現在はすこぶる具合が良い。そんな事でキャディ・バッグに入るウッドは1,3,5番と決定した。FWはキャロウェイ・ビッグ・バーサのシャフト60g台に決定。ドライバーはr7クワッド(380cc)USA市販品(320gぐらい)かミズノ・プロ300S(300cc、320gぐらい)かで調整検討中。
 
 
アイアンは3番がMP33(DG SL S300)、4~9番(DG S200)、ウェッジがリンクス・マスター・モデル(プレミアム・エディション)PW、SW、LW、そしてパターの14本でクラブ・セッティングが決定した。そろそろMP33とMP4の対比は出来ますね。
 
 
イメージ 1
※ MP33をワールド・モデルに入れ、いつ出る70台。
 
練習はあくまで練習。コースに入れば自然環境、傾斜を含めたライ、コースレイアウト等、1度として同じ状況には出くわさないと言っても言い過ぎではないだろう。まっ平らな練習場で何発打ったところでティ・ショットぐらいしか役に立たないかもしれない。自分のスイングが固まってくれば早々とドンドン、ラウンドした方が良い。実践で上手く、強くなるには実践の中でしか磨かれない。掴んで行けない。実践から課題はいくらでも出てくる。そしてその課題に取り組めば良い。
 
只一つ、自分のスイングやショットに自信が持てない状態でのラウンドは上手く行く訳が無く(自信があっても上手く行かないと言うのに)面白い物になる訳が無い。だから打ち込む。私のスイングのバロメータは怪我前と同じ2番アイアンだ。しかし、今は2Iを抜いているのでドライバーの調整が終わればラウンドですね。
  

Viewing all articles
Browse latest Browse all 271

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>