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Channel: MB マッスルバックアイアン名器巡り
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現所有マッスルバックアイアン紹介2/5

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ミズノ・プロMP33ライフル5.5現在換算S)

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1980年代、「ゴルフが上手くなりたければミズノ・プロMS-1を打て」と言う言葉が存在しました。MS-1(写真下サテン仕上げのタイプは違う)はダウン・ブローで綺麗にボールを捕らえないとボールも上がりませんし、飛距離も出ません。加えて猛烈に左に行き難い特性を持っていました。これだけハードなアイアンは現在に至るまでナイキのVRフォージド・TWブレード以外は存在しませんでした。MS-1の弾道はまるで定規で線を引くが如く真っ直ぐな弾道が出ました。通常では中弾道モデルですが本当に綺麗に入ると二次曲線を描く高弾道が得られます。その頃のミズノは「クラブがスイングを助けない」、「自分のスイング通りの球しか出ない」と言う骨太の信念が存在し、ミズノのMBを使う事は多くのゴルファーの憧れとなっていまいた。その骨太の考え方が残っている最後のMBが2I設定も有るMP-33と言えます。MS-1ほど極端で厳しくは有りませんが左に行き難く、通常では中弾道モデルですが綺麗に入ると二次曲線を描く高弾道が得られると言う特性が引き継がれいるのもMP-33と言えます。MP-37の操作性はMP-33を上回りますが、癖が有り嫌いました。

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私は昔、MS-1、2番アイアンの打球を二次曲線的に大空高く舞い上げれる様になるまで打ち込んだせいか、このMP-33が身体の一部の様に合いました。打ち易く私にピッタリのアイアンでした。しかし、2Iの打球を上げ難いので出番は有りませんでした。昔と違い今打てばどうなるか分かりませんが、今後、コイツと仲良くやっていければと思っています。MP-33の打球はMBの割には放物線的な弾道で、綺麗に入れないと二次曲線的な高弾道は得られません。しかし、打球の飛び様が非常に安定していて「ゆっくり」ボールが落下していきます。落ち着いた大人の弾道(リンク・マスターモデルも同じ様な弾道)を感じさせられ、安心感の得られるまさに名器と言えるでしょう。50台半ばだった頃の私はストレートからドローを持ち球としていましたが、このMP-33はストレート系が安定して出てくれた為、インテンショナル・ショットもフェイスの開閉だけで操作可能でした。59歳になるニュースイングで打てばどうなるか。コイツがエースになるのか。結果が楽しみである。


<おまけ>

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ミズノMBと言えばミズノ・プロTN-87の話を外す事は出来ません。ミズノ・プロTN-87は私が打った中で過去最高に美しい弾道を持ったアイアンです。イメージ的に「鯉の滝登り」と言うかボールが二次曲線的に伸びて行く上昇角度が実に美しく、打った自分が惚れ惚れするものがありました。「まさに痺れる」とはこの事です。操作性もフック、スライスとも抜群に切れ数ヤード単位でコントロール出来ました。しかし、私の場合、他のアイアンでは有り得ない、先ず出ない大きなプッシュがたまに出るのでお別れとなりました。通常、左に行き難い面があるのに、インテンショナル・フックも打ち易いと言う相反する2面性が天才的に融合し、非常に高次元でバランスされている為、些細な要素でバランスが崩れる面があり、あるミスの許容範囲(たぶん軸のブレ)が非常に狭いものと思われる。しかし、これこそ昔のミズノの信念を象徴するアイアンと言えるでしょう。デザインは完全にベン・ホーガン「パーソナル」のパクリです。当時ミズノは独自の物も当然あったが何処のメーカーの何でもパクりまくっていた(MSシリーズを見れば分かる)。しかし、模倣は悪いことでは無く技術の幅が随分広がり、深まった事であろう。TN-87の操作性はMP-37に引き継がれております。

<ミズノ・プロMP-33> 
球筋:ストレート~ドロー系
  5Iデータ
重量:41g 
バランス:D1.5
 
注)クラブ説明はあくまで傾向的な物で装着シャフトによって変化が出るのは当然の事です。
 

現所有マッスルバックアイアン紹介3

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ブリヂストン・レクスター・プロTM-20プレシジョンFM5.5現在換算S)
 
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私がゴルフを始めた頃、スポルディング「赤トップ」が大流行し憧れましたが当時、若い私にワンセット30万円のクラブは手が出ず、同じスポルディングで赤トップのレプリカ、「プロ・カスタム」と言うアイアンでゴルフデビュウーし食い込むフェードを持ち球に安定したショットから30台を叩き出しました。ちなみにこのアイアンはBSのX-BLADE905(MB)に打ち味、性質がソックリで1980年代から何十年も経っているのに同じ??と思わず笑ってしまいました。ご存知の方も多いでしょうがスポルディングはブリヂストンOEMです。そんな事からBS、スポルディングのアイアンに注力はしていましたが、1980~1990年代、重厚なアイアンの代表格はマグレガー・ターニー、ウィルソン・スタッフ、ミズノ・プロのブランドでした。


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DGが重くなりNS950では軽く現代中間層のシャフトは硬度を保つ為、太い物が多く高価。私はプレシジョン、ライフル5.5~6.0のアイアンを探しました。そして見つけたのがこのレクスター・プロTM-20でした。「拾い物でした」。そして、私はこのアイアンを打って驚きました。BSのMBと言えばスポルディングのOEMやジャンボMTNを主体に打って来ましたが非力な日本人向けに振られており重厚なマグレガー・ターニー、ウィルソン・スタッフ、ミズノ・プロと比較するとパンチ力の欠如チャチッポサは否めませんでした。BSレクスターも同じでした。しかし、このレクスター・プロTM-20は別物でした。バック・フェイス下部の肉の盛り上がりが強烈。弾道の強さ重さはマグレガーに匹敵する物があり「ズドーーーン」 と重たい弾道で吹っ飛んで行く。性質はかなりスライス系で弾道はミズノ・プロMP-33、リンクス・マスターモデルの様ユッタリと落ち着いていて、ミズノ・プロTN-87の様に惚れ惚れとする二次曲線で高弾道を描きました。「これは良い」。
 
 
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現在、打感と言えばいつの頃からPRが上手く、「ミズノ」の専売特許みたいになっていますが、それはCMに上手く洗脳されているだけで、当時、打感と言えばBSの方が良いイメージが有りました。MBの肉厚でスイート・スポットに入ればメーカー、銘柄関係なくどれでも良い物です。CBでも軟鉄であれば手応えは薄いが打感は柔らかい。ステンレスでもチタンでも芯で打てば硬い、柔らかいの違いはあれど打感は良い物です。現代柔らかい打感が「良い物」と言う認識を植え付けられていますが、ミズノ・プロTN-91(MB)の硬めだが男気溢れた打感には何かポルシェ911RSの乗り味の様な骨太で男気溢れ、惚れ惚れさせられるものもあるのです。それより、MBであればインパクト時のフェイスからの情報量(コンタクト時間、回転方向、回転量、当たりの厚さ、抜け等)がどれだけ、自分の五感にダイレクトに伝わるかどうかの方がポイントだと思いますが・・・。今、私にDG装着のマグレガー・ターニーを振り切るパワーはありませんが、強弾道での勝負をレクスター・プロTM-20とさせると面白い事になりそうです。差し替え用シャフト入手の為、数千円で購入しました本品ですが「思わぬ拾い物でした」。難点はMBの中でもスイート・スポットが狭い事ですが、ニュー・スイングがフック系であれば大きな武器となるでしょう。
  

<おまけ>
 
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BSのMBで心に残るブランドがある。「倉本モデル」だ。デザインが美しくこれは重く強くマグレガー・ターニーの様な凄い球が出ていたが国産の性質で2Iの弾道を浮かす事が特に難しかったので私の手元に残らなかった。デザインは完全にスポルディング・トップフライトそのものである。私は初めてこのアイアンでロフトを立てたがグース・ネックになったり(この頃は知識不足)、かなり扱い難い物になってしまい、本来の良さを失ってしまった。以来、ロフトを立てる細工は行わない様になった。このモデルが何故、心に残っているかと言うとロフト調整の失敗ではない。それは「打感」。真芯に入った時、何かみぞおちを殴られた様なこれほど強烈なファクターを持った「打感」に出くわしたのも珍しかったからだ。現代、打感と言えば打つボールによっても随分変わってくるが「硬い」「柔らかい」の表現しかなく、すこぶる貧相だ。CBが一般化しインパクト時フェイスから得られる情報が激減し、「鈍感」になっている事の裏付けであり、証明である。
 
 
注)クラブ説明はあくまで傾向的な物で装着シャフトによって変化が出るのは当然の事です
 
 <5Iデータ>
重量:415g
バランス:D0

現所有マッスルバックアイアン紹介4

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ミズノ・プロMS11(プレシジョンFM6.0 現在換算SX)


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このアイアンはミズノ・プロMSシリーズからMPシリーズの橋渡し的な存在になったアイアンの様な気がします。米国2大メーカーのヘビーで重厚感のあるアイアンに国産で唯一対抗出来たミズノ・プロMS/TNシリーズから時代の流れで打ち易いMBがミズノ・プロMS-11辺りから開発され始め「クラブがスイングを助けない」「スイング通りの球しか出ない」の上昇志向からクラブの方向性が変わって来ました。MS-11は私が打ったMBの中ではリンク・マスターモデルと並び確かに当時トップ・クラスに打ち易い物で扱いやすさが加わった物になりました。弾道は二次曲線で高弾道を描くがその弾道は非常にシャープ(ベン・ホーガンMBのAPEXシャフトの様に打球がすこぶる速いが弾道はMS-11の方が重たい)で二次曲線的に高弾道を描きます。性質としては完全にドロー系で尚且つフック・フェイスです。
 
 
私はシニアになり持ち球がストレートからドロー系だった為、フック・フェイスでフック系のアイアンは当然、合わないし好きになれません。弾道も真っ直ぐ飛んでいてもジャジャ馬的な感が拭いきれず決まりが悪い。現代のデカ・ヘッドDRと組み合わせれば重心距離の関係で無茶苦茶アンバランスな物となります。MS-11の様に捕まりの良いフック系のMBとタイミングが近いDRはBSのツアー・ステージX500(285cc)だけになるでしょう。しかし、スライスを抑えたい人には持って来いで、ウェッジの感覚が非常に出易く方向性が優れています。
 
 
巷ではこのアイアンを「名器」と呼んでいる節がありますが、私からすれば「スライサーお助けアイアン」にしか思えず、特に名器とは呼べないと本ブログで発表したところ世界のミズノ・ゴルフの逆鱗に触れたか、大手中古ゴルフ店が営業妨害と捉えたか、圧力がかかり、記事を掲載できない様に技術的に操作(ブロック)されてしまった事がありました。私が去年、兵庫県山の原G・Cで同ホールOB2回+5の大叩きがあった「86」を出した記事も誰かの手により削除されてしまいました。「86」なんて大したスコアでも無く、何が面白くないのか分かりませんが、こんど「70台」を出した時には削除されても良い様に下書きを残して置く事にしましょう。私がクラブで調べたい事がありWeb検索すると自分のブログ記事にヒットするケースが非常に多く、色々な面から私のブログもそれだけ、大きな影響力を持つ物になって来たと言えるでしょう。
 
注)クラブ説明はあくまで傾向的な物で装着シャフトによって変化が出るのは当然の事です。
 
球筋:ドロー系
<5Iデータ>
重量:416g 総重量 414g
バランス:D2

現所有マッスルバックアイアン紹介5

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ミズノ・プロMSミズノオリジナルUCV軽量シャフト S)

 
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このミズノ・プロMS-5はミズノ・プロMS-1オーソライズ・バイ・ミズノ・プロ・スタッフが頑固親父とすればその次男的なイメージのアイアンである。ちなみにMS-1の話をしますと、ご存知の方もおられるでしょうが、このミズノプロMS-1の前に同じMBでミズノ・スタッフMS-1と言うMBが存在していました。しかし、これはミズノがウィルソン・スタッフと区別する為に改名した物です。又、サテン仕上げのミズノ・プロMS-1はミズノ・プロMS-1オーソライズ・バイ・ミズノ・プロ・スタッフとは別物です。左に行き難い特性はあるもののMS-1オーソライズほど極端では有りません。重厚さ、手応えもマイルドになっており非力な日本人向けの味付けになっています。位置的にはミズノ・プロMS-1オーソライズの長男と言うのが妥当な表現となります。余り良くなかったのですぐ手放してしまい良く覚えていませんが、弾道の強さ重み凄さはオーソライズとは比較にはならずMS-1オーソライズがはるかに上回っています。


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体力的に自信を失った時、軽量MBを探したが、NSプロ950は腰砕け感があり、打球を左に巻き込み易い面がある。加えて装着ヘッドはMBでもバック・フェイス上部が薄い現代風の物になり球質が軽くなり、MS-5は軽目のシャフト装着がされている旧ヘッドモデルで国産唯一のMBなのである。現代の軽量MBでは大枚を何枚もはたく高価なものになる上、球質も軽い。昔のMBは非常に優れた物を高くても20000円位で買える。


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MS-5の性質はMS-1オーソライズほど極端では無いが左に行き難い性質が継承されている。ちなみに最近オークションで良く見かけるMS-3は捕まりがすこぶる良く完全にフック系だ。これも現代のデカ・ヘッドDRでは重心距離の関係でミス・マッチだ。MS-5、UCVの軽量シャフトは弾きが良く、クラブ重量の割には弾道も重く、強く、上がり過ぎない程度の高弾道も出易く「当たり」だった。やはり、同じ軽量でも昔の物は作りがシッカリしていますね。古い物ではシャフトがヘタっているとゴルフ用品店の人は言うでしょう。しかし、錆が浮き、よほど酷い物で無い限り(打球を見れば分かる)ラウンドで「1打」も変わらない。
 
 
現在、打ちっ放しに行く前に例の樹脂回転式ボール付マットを叩いているが5Iで420gは無理なく振り切れるので、この軽量MS-5の出番は未だ先になりそうだ。
 
 
注)クラブ説明はあくまで傾向的な物で装着シャフトによって変化が出るのは当然の事です。
  

マッスルバックアイアンの話(1/4)

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最初に断って置きますが私は80台で満足するゴルファーにマッスル・バック・アイアン使用はお勧めしません。この文章は70台を目指している方に向けて言っているものです。
 
 
現代、飛距離を出す為にスピン量を抑えたグリーンでボールが止まらない本末転倒なアイアンが出回り始めましたが、風に強く、重く、高く、止まる球(加えてコントロール、操作性の良さ)を打つのにはやはりマッスル・バック・アイアンが最高だ。ちなみに、最近出て来たヘッドの大きいMBは何の為に作られたのだろうか。確かにデカ・ヘッドのDRが一般化された現代ではアイアンの重心距離も長くないとタイミングが合わない為、アイアン・ヘッドも大きい方がバランスが良い。しかし、根本として物理的に考えれば大きいヘッドのアイアンでの操作はインテンショナル・フックはかからない。インテンショナル・スライスは大スライスになる。当然、ヘッドの抜けも悪く、ラフからも苦戦する。操作性が悪いのならMBを使う意味が殆ど有りません。メーカーはクラブが多様化し、作る物がなくなったのだろうか。こんな論外のMBに大枚はたき騙されない事です。
 
  
MBを使うにはロング・アイアンとの距離的兼ね合いで150yをせめて7番で打ちたい。現在MBで6番が必要な私はロフトが立っている軽量CB使用では無くMB使用の為、(健康の維持、体力づくりが主体だが)水泳での体力づくりを選びました。人によりますが生きる楽しさ、面白みと言えるでしょう。現代のアイアンは5番でロフト23度と立っている物もあり24~26度は当たり前です。4番はどうか。20~21度の物が多いですね。では、MBと比較してどうか。MBは3番で21度。現代CBはMBより1番手ロフトが立っています。しかし、一番長い番手はロフト20~21度でMB(3I)もCB(4I)もクラブの長さを含め同じなのです。アイアンのソールの数字が一つずれているだけです。メーカーCMに錯覚させられてはいけませんね。ショート・アイアンでいくら飛んでも意味が無いどころか距離合わせのコントロールが複雑になる。MBの方がロングからミドルは3度刻み、ミドルからショートは4度刻みとロフトの間隔は一定で縦距離を合わせ易いのです。

 
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ミズノの隠れた「名器」です。このアイアンは「T-ZOID」と銘打たれていた為、現代に形を残しておりませんが、「ミズノ・プロ」と名づけられいたなら「MPシリーズ」で形を残していたのでは無いかと思われるほどの出来栄えです。とにかく2番アイアンの打球が上がらない国産MBの中では高弾道の出し易さは一番で、通常、かなり左に行き難いのにインテンショナル・フックも打てMP-37の様にピーキーではありません。相反する2面性の融合が素晴らしくバランスされたMBです。デザインも非常に格好が良く「MPシリーズ」として復刻版を出して貰いたいぐらいです。シャフトはDGS300センシコアが装着されているケースが多く重た目です。

 
ロフトの立ったCBはバック・フェイスが抉れてパンチ力が著しく欠如している為、一般アマでは打球を高く上げる事は至難。そこでUTなるクラブが出現し市民権を得た。しかし、MBはロフトの立った3番アイアンでもヘッドにパンチ力があるのでダウン・ブローで捕らえればショート・アイアンと同じ高弾道が出し易い事をご存知ですか(本来クラブと言うものは各番手で到達距離の違いはあれど、最高点の高さは同じなのです)。狭いホールのティ・ショット、短いミドル・ホールのティ・ショット、長いショート・ホールのティ・ショット、ロング2打のレイ・アップ、強いアゲンストでのコントロールショット、トラブル・ショット等使い道は多くロング・アイアンを使いこなす事でミドル、ショート・アイアンの精度向上や心理的な余裕も出て来ます。以前2番アイアンを得意としていた私は3番アイアンが5番アイアンぐらいの難度に感じられました。そして、体力差、ゴルフ・スタイルの違いは有りますが、ロング・アイアンを使いこなしてこそ本当のゴルフ・スイングと言えるのではないかと思います。

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マッスルバックアイアンの話(2/8)

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ゴルフはミスのスポーツ。マイナス要因の対策の方が重要。だから、アイアンでミスに強いCBを選ぶのは当然。では、スコア・メイクに直結するウェッジは何故MBを使っているのですか。ウェッジこそCBの方が良いのでは無いですか。「気の持ち様の違い」だけなのです。「アマが挑戦もせずにそれでゴルフ面白いか、最初から負けてるな、下手なだけやんけ」。MBはミスに弱いと言われていますがトウ側に外れすぎて「ベチッ」と言う打音と共に手が痺れ飛距離が極端に落ちたり、シャンクするほどヒール側に当たるまで外す事を考えないといけないほど下手なのですか。それは、マイナス思考過ぎませんか。そこまで外れるならどんなクラブを使っても100も切れないでしょう。


「MBもCBも難しさは変わりません」。CBが芯周辺から少し外れても少し飛ぶぐらいなのです。仮にミドル2打目でグリーンを狙ったとします。CBで芯を外したけどミスの強さに助けられ10ydショートしたとします。MBなら20ydショートするかもしれません。しかし、その10ydの違いにどれだけの難度の違いが生じるのでしょうか。ライの方が問題となるでしょう。それなら、後、ワン・ステップ階段を上る努力で悪くても芯周辺で捕らえる技術が身に着きます。それでMBは使えるのです。その為には先ずMBを握る事です。オークションなら数千円、名器でも1万円台で購入できます。騙されても迷惑にならない金額どころか、それで自身の技術が向上するのです風を突き抜け、二次曲線的に大空高く舞い上がり自分でも惚れ惚れする、胸すくMBの強弾道で打球がグリーンにヒラリと舞い降り「ビシッ」と止まる、ゴルフをやるならこの醍醐味を味わわずしてどうする。貴方はこの弾道を得た時からMBの虜になっている事でしょう。握っているだけで、MBで練習しているだけでそれは可能になって行きます。MBを使っていればCBで打球が散らばる事はありません。しかし、CBを使っていればMBは散らばりまくります。握るクラブ一つでスイングの精度にそれだけのレベルの差が出来て来ます。

それが何年、何十年と続けばその差は歴然と埋めがたい物となっているのです。
 
長いゴルフ人生、そんなに大至急良いスコアを出す必要性がどれだけあるのでしょうか。それより本当の物をゆっくりでも良いから一つ一つ味を噛み締めながら一歩一歩積み上げて行くのも楽しみではないでしょうか。 散々、CBも打ってみたしたが操作性はMBに劣りますがロング・アイアンを含め打球の強さ、重さ、高さでMB並の弾道を持っていた(D/GS300装着と言う事もあるが)のはメジャー制覇者P・ハリントン監修のウィルソン・スタッフPi5(下写真)だけでした。

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CBでの3Iの打球の上げ易さはトップ・クラス、打感もCBの割にはシッカリした物があった。驚いたのはポケ・キャビなのに左右の操作性が非常に良く、打ち味がMBの名器ウィルソン・スタッフFG-17に似ていて打つのが非常楽しいアイアンでした。しかし、ソールの広さ、分厚さが仇になり打ち込むと弾かれる面があり、払い打ちの方に合うでしょう。クラブ性質は自分のスイングの傾向がそのまま出ます。


100歩譲って、続いて他の一般的なCBよりバック・フェイスが厚いミズノT-ZOID PROはCBの中では弾道が強くロング・アイアンの打球も上り、打感も比較的分厚かった。しかし、それはCBの中での話でMBと比較出来る物ではありません。難度はMBより一回りスイート・スポットが大きく、MBより少しミスに強いが操作性は良くは有りません。使えるCBで印象に残っているのはそのぐらいです。ポケ・キャビでいくつか高性能のアイアンも発見しましたが例外なくソールが広く分厚く抜けに問題が残り、打ち込むと地面に弾かれる感があり、払い打ちに向いている物でした。


では、MBとCB使用で実際、スコアがどの程度変わるか。80台のゴルファーならスライス系、フック系さえ間違えなければ「変わりません」。自分のスイング通りの球しか出ないMBで綺麗な円軌道を描くスイングを身に着け80台から70台の扉を開けよう。向上心の強い方、アイアンが好きな方やアスリート系ゴルファーの方にはぜひとも死語になりつつMBのロング・アイアンに挑戦しものにして欲しいですね。2番アイアンを物にするにはヘッド・スピード、パワー、長年の地道で膨大な練習量が必要となりますが、3番アイアンはパワー、体力が落ちDGを振り回せない59歳になる私でも打球を浮かす事が出来るのですから、若い方は「その気になり、練習すれば打てる」筈です。
 

ゴルフ再始動に向けて2/4。

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前回の記事で「身体的にゴルフスイングが決まって来たら、打ちっ放しに行って弾道を確認し、調整まで進める」と言った。素振りとショットでは違うので私は樹脂回転ボール付のマットをミズノ・プロMP-33の5Iで叩き出した。重量419g(ライフルS)を無理なく振り回せる筋力は回復していた。軸がブレなくなった分、いままでよりボール1個、中に入れている。「1日目」、私の主にシャドー・スイングで作ったニュー・スイングで実際球を打ってみると、身体が固く腹筋から背中を回すだけでは、もう一捻り足らず、リズムが保てずダフリやトップばかりが多発した。そこで、以前、行っていたバック・スイングを右足の外転(右膝は固定したまま)から腹筋の回転、背中の回転と繋げて行くと、慣れてくれば気持ち良く抵抗無くクラブが円を描き上がっていくのが体感出来た。バック・スイングで捻転パワーを背筋に蓄えると下半身リードも自動的に連動し左サイドのターンにその力が変換される。
 

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「2日目」、1日目気付いた方法で打つとたまに芯を食い出した。以前、私は向かってボールに手前側に狙いを定め振り下ろしていたが、今回それでは打点がズレる。試行錯誤しながらボールのセンター側面に狙いを定めクラブを振り下ろした。すると、何回打っても芯を食う、樹脂ボールでもシッカリと打感が腹に響いて来るのである。「えーー、ホンマかいな」・・・。「もう出来たんか??」。ボールの側面からクラブが入いり、頭さえ残っていたらクラブは上から下りて来ているので、ボールの先のターフを取るダウン・ブローで捕らえられている筈だ。全体のスイング・バランスも良く、フィニッシュではシャフトが首に巻きつくイン・サイド・アウトで身体もぐら付かずキッチリ決まる。水泳効果が出ているか。過去のスイングと比べると60%の力感しか無い。「本当に飛んでいるのかな」。回転式樹脂ボールから得られる情報は薄いが、ボールは正回転に近く、捕まり、球離れの感触からブレている手応えは無い。少し、シャット目に上げ、軸もブレず(影で分かる)スイング中、フェイスが開いている要素は無い。ストレート系が出ている様な気がするが、右ミス(左右片方)が撲滅出来ていたら大成功だ。これは打球を見ないと分からない。下半身が弱く、フックなら今まで散々悩んでいる(パーシモン時代はスライス)ので調整方法はいくらでもある。「ストレート系ならやっかいだ、いつも左右に曲がる可能性が有り、どちらに曲がるか分からない」。ストレート系から持ち球を創造して行くのは時間(年数)がかかり、ストレート系で攻めるなら現代のフェイスの向きに対し異常に直進性が強いCBの方が効果的だ(それでもMBを握るが)。今回、ミズノ・プロMP-33とBSレクスター・プロの5Iを打ったがスポットが小さく、難しい筈のBSレクスター・プロの出来がすこぶる良い。エースをかけた「ミズノ対BS」の勝負も楽しみだ。
 
 
「しかしだな」、スイング中、身体の上下バランスで下半身が弱い気もする。水泳でのクロールでもバタ足で中々、水しぶきが上がらない事から、やはり、下半身が弱いのだろう。ゴルフ・スイングでのバランスはどうなっているのか。3日目の樹脂回転ボール付のマットを叩きでは、腰が弱いなら他の身体の部位を加えインパクト時、左サイドターンの威力増大を試みてみたい。

マッスルバックアイアンの話(3/8)

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本来、ダイナミック・ゴールドシャフトを振り回せなくなった段階でマッスル・バック・アイアンは置いた方が良いかも知れません(5Iで≒430g台)。しかし、5Iで410g台なら未だMBの良さを出せる。軽量スチール(5Iで400g以下)では球質が軽くなりボールも上がり過ぎてMBの良さは激減するでしょう(※ロング・アイアンのみ軽量シャフトはヘッド・スピードが上がり球が上げやすくなる)。

 
以前、兵庫県山の原ゴルフ・クラブで一緒に回った若い人がMBを使い「パチーン」と山なりの球を打ってMBを使えている気でいました。完全にトウ側に当たっています。「この人はMBの本当の弾道を知らないんだなあ。。」と思いました。「そんなモンじゃないんだよ」と身をもって実践し、見せる必要性と同時に「冗談じゃないぞ」と言う思いにもかられました。「クラブがスイングを助けない」、「スイング通りの球しか出ない」これがマッスル・バック・アイアンのポリシーです。これでこそ余計な動きがそぎ落とされ、綺麗な円軌道の良いゴルフ・スイングが身に付いて行くと言うものです。見ていると綺麗な円軌道を描くスイングの持ち主はショットが大きく崩れません。

 
現代の異常に直進性の高いCBではフェイスの向きさえスクェアに入ればどんなスイングでも打球は真っ直ぐ飛んで上がります。それでは「自分のスイングの間違いに気付けない」。
「昔はレディス(アマ)でもMB使ってたんですから」笑)。


「ゴルフに限らず、楽する事を考えた、その時から崩れていくのが人間と言うものなのです」。
 
 
現代、巨大な460ccドライバーが一般的となり、重心距離の関係やドライバーとアイアンのタイミングの問題から、最近、MBでも冒頭で述べたヘッドの大きい物や左に行き難い物が多く出回ってきました。インテンショナル・ショットは通常フックの方がかけ難い。左に行き難いアイアンならなおさらインテンショナル・フックは難しくなります。それじゃ、「CBと変わらんやんけ」。「芯が小さく難しくてミスにシビア、同番手なら現代CBより飛距離性能が落ちるMBを何故、わざわざ使わなアカンねん」となります


多くのマッスル・バック・アイアンは重心距離が短く、フック系が打ち易い物が多いですが、反対にヘッドが小さくてもスライスし易い物もある。ストレート系が出易くフェイスの開閉だけで操作出来る物もあります。中でも昔のMBは通常左に行き難いのにインテンショナル・フックも打ち易いと言う相反する2面性を融合させ素晴らしくバランスされた優れたMBも存在し、オークションでは20000円以下で手に入ります。「見つけるか、見つけないか」「知っているか、知らないか」の違いですがその差は大きい。それらや2Iで高弾道を出し易いアイアンを追求する事から本ブログ「マッスル・バック名器めぐり」は始まりました。


最近、現代MBの追及を止めたのは2番アイアンでウィルソン・スタッフほど高弾道を出し易い重心設定を持ったMBは他に無い事が分かった事と、前述べした相反する2面性を融合させ素晴らしくバランスさせた昔の優れた数々のMBに出会え、それらが中古で安価(20000円以下)で手に入るのに、わざわざ現代MBを10万出して買う気には到底なれない為です。DRはスコア・メイクの鍵になるアイアンを基準にを選ぶ方が好ましいと思います。アマはラフから(ライにもよりますが)通常、インテンショナル・ショットは考えない方が良いでしょう。
 

ゴルフ再始動に向けて3/4。

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「3日目」。昨日の様に芯ばかりで捕らえられない。「昨日は調子が良かったんだな」で終わる私では無い。私はCATVで「ゴルフ侍」と言う番組を良く見ていた。アマのローハンデ(HD5以下)がホーム・コースでシニア・プロとスクラッチで9Hマッチ・プレーを行うものである。これはジュニアから英才教育を受けた人種では無く、社会人になってゴルフに目覚め基本、独学で片手シングルまで上り詰めたシニアのアマで私とも環境が似ており非常に勉強になる。クロス/オーバー・スイング矯正のキッカケもこの番組に出演していた高橋勝成プロの「一言のつぶやき」からだった。そこでアマ・レベルではあるがいつも通りのショットが出ず大崩れするのはアドレスの向き、ボールの位置の狂いと言う基本的な事を除けば、大半はスイング・リズムの乱れ(速くなる)とボールの行き先に気を取られ過ぎたヘッド・アップが原因である事が見えた。
 
 
本日もミズノ・プロMP-33とBSレクスター・プロの5Iを打った。私は昨日の下半身を利かす課題でそちらに気を取られ、リズムを狂わせていたのである。試行錯誤したが、結果だけ言おう。下半身の使い方は私の尊敬に値する日本女子ゴルフ界の女王「イ・ボミ選手」みたいに左半尻を「クィ」とその場(感覚的に)で左回転させる方法をパクった。イ・ボミ選手のスイングには磨き上げられ完成された美しさ、迫力を感じされられる。「フォローでのクラブの走り方が俄然変わった」。力感は無いが軸がブレにくく、実に鋭く下半身がターンしスムーズにフィニッシュまで振り切れ、腰に負担もかからない。これを、本来のスイング・リズムで行うと再び芯を食い出した。このスイングで私の力感では70%ぐらい。よく言われることだが、それ以上振ってもスイングの動き、クラブの走りにブレーキをかけたり、余計な動きが出てくるだけだった。
 
 
本日の樹脂回転式ボールから得れた情報は若干ドロー気味の物だった。昨日より下半身を利かしているのに結果、ドロー系とはゴルフ・スイングは奥深い。打点シールでの確認は芯周辺に打痕が集まっているとは言え、まだまだバラつきは否めない。樹脂回転式ボールマット叩きと練習場では違うし、練習場とコースではまったく違う。まして競技になると尚更だ。打痕から現時点において最低限度MBを使える範囲のものだった。ニュースイング初心者「やっと、これから」と言う出発点に立ったに過ぎない。どうやら、今後の私の行き先はドロー系持ち球創造で方向性が見えてきた様だ。ゴルフ1年ぶりで1日10分、3日で30分でここまで来たのは早い。ニュー・スイングのクォリティの高さやな(昨年迄のグリーン上、バンカーを含めたグリーン周りの感覚、技術が失われていないければ良いが)

マッスルバックアイアンの話(4/7)

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現代の異常に直進性の強いアイアンで真っ直ぐ打つ練習ばかりしていても、真っ直ぐ狙いの打球はどちらに曲がるか分からない。「最初から曲げて行くんや」。「球は曲がるんやて」。そんな練習ばかりでは70台の扉の前に立つ事さえ考える事も出来ない存在になっているでしょう。持ち球がストレートの人を否定する訳がありません。インテンショナル・ショットもフェイスの開閉だけで行えます。しかし、持ち球を持つ事は強烈に強いのです」。左右片側の大ミスが消え当然、コース組み立ても基本、片側だけのミス対策を考えれば良いのです。持ち球が確立でき、傾斜、コントロール・操作、ラフ、サイド・バンカーからのショットを練習、ラウンド経験で磨き上げればショットはHD7クラスにはなっているでしょう。

 
強烈に直進性が強いCBで真っ直ぐ打つ練習ばかりしていても、「いつもどちらに曲がるか分からない」。いつまで偶然に出るストレートを追い求めるのか。持ち球は自分のスイングの癖で出来る物では有りません。打ちたい球を自分のスイングの癖、傾向を利用し出したい弾道を一方向にしか曲がらない様に創造して行くものなのです。パーシモン時代、私は食い込むフェード(スライスの曲がり幅が少ない物では無く、左に出てから「クィ」と確実にターゲット方向に戻ってくる)を物にし、時には池や林に向かって打っていたほど、自信がありました。
 
 
同時にパッティング、バンカー、ラフを含めたアプローチを煮詰めラウンド経験を積めばあなたは「81」は出るようになっています。そこから70台の扉を開け中に入るには上手い人と一緒にプレーする事です。70台手前まで来ないと70台で回っている人が何をやっているかも見えないでしょう。良くプロはアマに向かってコース・マネジメント、コース・マネジメントと耳にたこが出来るぐらい執拗に言って来ます。しかし、マネジメント通り打てれば誰でもパー・プレイをしていると言うものです。コースの狙いどころなどコースを知り、ゴルフをやっていればたいがい分かります。「出たとこ勝負で行かなしゃーない」。しかし、実は「出たとこ勝負」からのマネジメントこそ重要なのです。多くの人は前だけ見てミスを繰り返し、コースの罠にはまる事にもなります。上手い人が周囲にいなければ、レベルの高い人が集まっているオープン・コンペなどを探し参戦し続ける事です。

大事なのは私の尊敬に値する女子プロの女王ボミちゃんみたいに強く大きく揺らぐことの無い高い信念の様な目標をかかげ何年かかっても毎年毎年確実にマイナス要因を克服しながら着実にステップアップを果たし実力を向上させていく事だと思います。2012年、コースでイ・ボミ選手を観た時には現在より複雑でフラットなスイングから時折出るDRでのライナー性大フック(ダック・フックに近い)に泣いていたのが今となっては懐かしく思えてしまいます。イ・ボミプロの出来が良くても悪くても笑顔と言うのは自分が仕事をしている時を考えるととても真似出来る代物では有りません。ファンと言う訳ではありませんが彼女は日韓関係が思わしく無い時、自分が日韓の架け橋になると言う役割、目的意識をかかげ日本に乗り込んで来ました。「レベルが崇高なのです」。今は知りませんが、自分が上手く行かないと思いっきり「ブスー」と露骨にふてくされる香妻選手は可愛い顔しているだけに逆に面白いですね。
 
 
パーシモン時代、サラリーマンは90を切る為には仕事を、80切る為には家庭を捨てなければ実現されないと言われたぐらいゴルフは難しかいものでした。又、70台で回るにはトラック一杯ほどの球の打ち込みが必要だとも言われました。トラックと言っても2tがあれば4tも10tもあります。要は球数にして20万発打てと言う事です。それも集中的に(数年で)行った方が効果的なのは言うまでもありません。現在、道具が進化しましたが基本的な姿勢は変わっていないと思います。

ゴルフ再始動に向けて4/5。

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樹脂回転式ボール付きマット叩きも「4日目」に入った。最初よりクラブが振れて来て5I、419gも軽く感じられる。「これならDGS200ぐらいなら振れる」と思ってもDG装着の名器MBは売却済である。「ああーーウィルソン・スタッフ、マグレガー・ターニーよ」と思っても後の祭りだ。パワーに自信を失い軽量スチールMBまで物色した私だったが、「考え方一つ、気持ちの持ち様一つ」で道は真っ二つに分かれてしまう。こんなにも「差」が出来てしまうのである。ヘッド・スピードが上がって来ると芯を捕らえるのも難しくなって来る。
 
 
私は昨日試みたイ・ボミ選手の下半身の使い方に過去、ある時期行っていた足の使い方(AON時代の前、一時代を築いたショット・メーカー安田春雄プロのパクリ)を加えた。結果から言うとダウンで左足を軽く左回転させながら左半尻を「クイッ」と左回転させる物である。これで、安定して芯を捕らえる確立、再現性が俄然高まった。これを「ドーン」と左足に体重を乗せ踏み込むと、いわゆる身体が突っ込みやすくインパクトで軸が左にブレる。スマートに切るより回す感じで「スーーッ」と左足を左回転させて行くのである。逆に言えば「ドーン」と左足に体重を乗せ踏み込むと軸が左に少しズレ、スライスが打てると言う事である。しかし、これはトップや大プッシュアウトを招く恐れがあり、元々突っ込み癖のある自分の身体に悪いスイングを覚えさせる必要は無い。
 
 
本日の樹脂回転式ボールから得られた情報ではストーレートから若干ドロー系の弾道だ。昨日より左足回転を加えた分、左半尻の切れも増幅し、下半身が利きドロー回転が弱まったのだろう。どうやら、少なくても右ミスが出る可能性は大幅に激減出来たかも知れない。樹脂ボールからでもインパクト時の情報を感じられるのはマッスル・バック・アイアンならではの恩恵である。ニュー・バックスイングからのトップも大分、馴染み自然になってきて、よそ行きの服を着ている感じが薄れて来た。影で見る限りトップ時のシャフトの位置も正面から見れば135度近辺に納まっている(地面と水平より45度立っている)。これなら、斜面からでも、そのままのスイングで対応出来る。私の場合、スイング軌道は元々イン・サイド・インで身体の上下動も無いのでトップでのクロス・オーバーやオーバー・スイングの余計な動きが撲滅出来た段階で円軌道になっている、と思う。
 
 
しかし、まだまだ打点はバラつく。「当たり前や」、球を打たずして上手くなっている訳がないのである。後は何回打っても打痕が真芯の一箇所にしか付かない様に、過去2番アイアンで何年も継続して行った様に限りない反復の繰り返しだ。ここで、「体力、パワーも落ち1年もボールを打っていないので軽量シャフトのCBから始めようか」なんて言う考えは始める前から「既に自分に負けており、パワーもどんどん落ちて行く」。1日、10分程度のマット叩きだが、案外汗もかく。水泳で少しは体力をつけたつもりだったが、身体の使い方が違い過ぎる。背筋も鍛えてMB7番で最低150ydは打ちたい(もう出る様になっているかも・・)。出ないと大好きなロング・アイアンを使う効果が薄れるからである。一度、「ゴルフに役立つ水泳」をテーマにプロのスポーツ・トレーナーに相談してみよう。
 
 
本日もミズノ・プロMP-33とBSレクスター・プロの5Iを打った。少し、BSレクスター・プロの方がヘッドも小さく、やや難しいがインパクト時の「切れ」と打った後の満足度がMP-33より上回っている。「そろそろ打ちっ放しである」。
 

マッスルバックアイアンの話(5/7)希代「名器」MB登場。

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私は硬式野球部出身で毎日バットで何百回(プロは何千回)タイヤを叩き若い頃は腕っ節がありましたので、ゴルフ・クラブのアイアンも重厚な手応えの物を好みました。当時、米国2大メーカーのマグレガー、ウィルソンがその対象になりました。国産は軽くチャチッポサさえ感じさせられ見向きもしませんでした。しかし、ミズノ・プロ(ミズノ・スタッフ)MS-1オーソライズの存在をゴルフ仲間から知らされ、印象が「ガラッ」と変わりましたが、国産で米国2大メーカーに肩を並べる事が出来た国産はミズノ・プロだけでした。マグレガーの代表的な物はマグレガー・ターニー系でヘッドが小さく捕まりが良く、ドロー系の物が多いでした。当時、大男、力持ち、強打者を対象にしたかの様にヘッドを利かしたアイアン作りが主体となっていました。ヘッドが重く、クラブ総重量も重く当然強く、重い他のメーカーより風に負けない強弾道で放物線的に「ドッカーーーン」と飛んで行く物が多いでした。マグレガー・コレクターも多い様にデザインが非常に美しい物が多く、美しさにほだされ購入してしまったMBもあるほどです。
 
 
対するウィルソンはダイナ・パワーのヒット作をウィルソン・スタッフに継承して行きました。今となっては知らない方も多いと思いますがウィルソンと言うメーカーは実にパイオニアで現在のあらゆる技術はウィルソンが開発したものが圧倒的に多いのです。グース・ネックもスルー・ボアもカット・マッスルもダイナパワードバランス方式(トウ側の肉厚を盛り上げ左に行き難い)、もう忘れてしまうほど多くの物でした。そんなメーカーが日本では人気が無いのは私には有利であらゆるMBを実に安価で購入出来たものです。そのメーカーがキャスコに吸収されたのが残念でなりません。ウィルソン・スタッフはマグレガーとは逆にヘッド・バランスは軽目で左に行き難いアイアンが多く、私が数十年数知れないMBを打ち続けた中でウィルソン・スタッフほどロフトの立った2番アイアンの弾道が一番高く、且つ打ち易い重心設定を持ったMBは遂に現れませんでした
 
 
ミズノ・プロは米国2大メーカーに重厚な手応えで勝負できた唯一国産のモデルで、ミズノ独自の味を持っていた事が嬉しかったですね。しかし、どこのメーカーのどの製品も真似をしていたので(ミズノだけでは無い)個々のブランドで特性が大きく変わり傾向的な事柄を述べるのは難しい事です。強いて述べるなら国産の特性でロングアイアンの打球を浮かす事は至難でしたが、米国2大メーカーMBより芯に当たり易く、拾い易く、扱いやすい物が多いでした。MBなら当たり前の話ですが「クラブがスイングを助けない」、「スイング通りの球しか出ない」と言う骨太なフレーズがミズノMBのポリシーの様に伝わり、ミズノ・プロMBを使う事が一種、上級ゴルファーのステータスになり、多くのゴルファーが憧れた物でした。ミズノ・プロMS/TNブランドの骨太な考え方からMPシリーズではマイルドさが前面に出だし、現代ではMBでの打ち易さを追求する物に時代の流れと共に変わって来ました。マグレガーはマック・テックと言う易しさオンリーの機械的アイアンに変貌し(J・二クラウス全盛のハードなMB昔から思えば今の姿は考えられず腹が痛くなってきます)ウィルソンは半分消えかけ、どうのこうの言ってもミズノのMB作りの多彩さ広さ深さ、歴史は現在となっては間違いなく世界一と言えるでしょう。
 
 
残念ながら私は30半ばから50前までゴルフを中断しモーター・スポーツに移管していましたので、タイガー・ウッズの全盛やタイトリストMBは695MB(余りにウィルソン・スタッフと似ていたのでウィルソン・スタッフを持ち込みタイトリスト695MBと打ち比べました)からしか知りません。
 

マッスルバックアイアンの話(6/7)希代「名器」MB登場。

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マッスル・バック・アイアンの弾道傾向は大きく3種に分かれます。一つは捕まりが良くドロー系でインテンショナル・フックが打ち易いタイプです。当然、MBを使う方ならこのタイプでもインテンショナル・スライスを打つことは容易です。しかし、FWも相当捕まりが良い物を選択し、DRも300ccぐらいの物でなければバランスが取れません。タイミング的にお勧めなのはBS ツアー・ステージX500。と言いいますかこれ以外に合う物を見つけたり入手するのは難しいと思います。逆にスライサーお助けアイアンとしても効果を発揮します(マグレガー・ターニー系。ミズノ・プロMS-11等このタイプのMBは多い)
 
 
MBは軟鉄なので自分の好みにライ角を調整でき、効果は絶大です。ロフト調整の様な弊害(立てればグースになり、寝かせれば開く)は有りません。しかし、やっても±2度までで、やり過ぎるとヘッドにヒビが入ることが有ります。それと、ホーゼルのソケットは傷が入ります。それが嫌でソケットを交換するならのシャフトの抜き挿しが必要性となり出費がかさみます。中には変えたくない美しいソケットが装着されているMBもありますので、購入時、思慮に入れる必要が有ります。
 
 
次に小さいヘッドのMBでもかなり左に行き難いスライス系の物が数は少な目ですが存在します。スライス系でもヘッドは小さいので達者な方はインテンショナル・フックを打てます。しかし、出し難い人はある程度、インテンショナル・フックを捨て、スライス系1本で責めて行く方法です(ミズノで言えば完全にミズノ・プロMS-1、BSレクスタープロ系、プロギヤ・スピード系にも多い)。このタイプのMBでもインテンショナル・フックを操れる人は左ミスを余り考えずにコース攻略出来るでしょう。上記同様フックで悩んでいる方にはお助け効果も有ります。この場合はDR400~430cc(460ccでも可)でタイミング的にバランスはベストと思われます。ライ角調整については上記同様。
 
 
最後に通常はストレート系か左に行き難いタイプなのに左右にインテンショナル・ショットが打ち易いMBです(ウィルソン・スタッフ系。ベン・ホーガンAPEXフォージド年式は忘れましたが次回写真で紹介、ミズノで言えばミズノ・プロTN-87が近い)。このMBをストレート系が持ち球の人が使うとインテンショナル・ショットはフェイスの開閉だけで行えます。DRは400ccぐらいでバランスを取るのがベストでしょう。ライ角調整については上記同様。

次回の最終回で私が打った各分野で過去最高の希代MBを紹介して行きましょう。

マッスルバックアイアンの話(7/7)歴代「名器」MB登場。

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それでは、それぞれの分野で歴代NO.1のMBを打った中で紹介していきます(クラブ説明はあくまで傾向的な物で装着シャフト、ライ角調整によって変化が出るのは当然の事です。しかし、現代MBのDGS200装着が一般化している様、当時の装着シャフトDGR400が定番でした)。MBでダウン・ブローに捕らえれば通常、高弾道になります。しかし、例外もありますので、それらのみ弾道傾向を記載しました。軟鉄MBは±2度までのライ角調整で左右の弾道特性を変えられますので下記紹介のMBも自分に合わすのに何をどうするかが分かると思います。
 
 
<2番アイアンの打球の高さ、2番アイアン打ち易さ>
 
・ウィルソン・スタッフ・ダイナパワー・カスタム・グラインド
 (ストレートからドロー系)DGS400

イメージ 1
 
このアイアンは全ての性能、トータル・バランスにおいて過去最高のMBでした。しかし、装着シャフトの設定がDGS400と重いのが厳しいでした(当時、私のベストはDGS300でした)。当時は現代の様にリシャフトが一般化されておらず、リシャフトしたとしてもバランスの関係で上手く行くとは限らなかったでしょう。


・ウィルソン・スタッフ・ツアー・ブレード(ストレートからドロー系)DGR400

イメージ 2
 
このアイアンは上写真のダイナパワー・カスタム・グラインドを忠実に再現した物ですが、ダイナパワーの時代が過ぎてからは比較的ヘッドが軽いWS中ではヘッドが利いており一番強い球が出ました。このMBではライ角を2度、フラットにしややドロー系からストレート系に性質を変え上手く行きました。
 
 
・ウィルソン・スタッフ・フィールド・フィール(ストレートからドロー系)DGR400

イメージ 3
 
若い頃、ゴルフ用品店の兄ちゃんが「WS、球よう上がるで」の一言と、当時、憧れの安田春雄プロがWSを使用していた事から私とWSの付き合いは始まりシニアに至るまで続きました。
 
 
<弾道の強さ・弾道の再現性(安定性)>

・マグレガー・ターニー・クラシック(ドロー系)DGR400

イメージ 4
 
このモデルは当時の帝王ジャック・二クラウス氏がマグレガー90周年記念に監修し日本人に向けて送られた物ですがマグレガーのクラブ作りの通り非常にハードな物でした。余りの美しさにほだされ購入してしまったモデルですが、トータル・バランスでウィルソン・スタッフを抜きました。私はあの美しいホーゼルのグリーン・ソケットに傷を入れてまでライ角を2度、フラットにしドロー系からストレート系に性質を変え上手く行きました。私が打ったマグレガーMBは放物線的に「ドッカーーーン」と大砲の様に飛んで行く弾道が多い中で、このモデルは大砲の様でも二次曲線的に大空高く舞い上がる美しいものでした。弾道の安定性が高いMBは多いでしたがマグレガーはいつ打っても同じ傾向の球が安定して出てくれその再現性を含め飛び抜けていました。他ではベン・ホーガン「パーソナル」もミドル・アイアン以下では良い物を持っていました。
 

<操作性の良さ>

・ミズノ・プロTN-87(ドローからストレート系)DGR400
(※MP-37はゴルフ用品店のレンジでしか打った事が無く正確な情報を伝えられません)。

イメージ 5
 
インテンショナル・フックもインテンショナル・スライスもこれほどフェイスの開閉度合いに忠実に弾道が付いてきてくれ数ヤード刻みで操作出来るアイアンはそうそう有りませんでした。私はこのMBで他では有り得ない、先ず出ない大プッシュが時折出るためお別れとなりましたが、今振り返って考えると軸ブレに非常にシビアなアイアンだと思います。ミズノ・プロTN-87を握り当時のスター中島常幸プロになった気分で力みが入り体が突っ込んだ事が原因だと思われます。


・ベン・ホーガン APEXフォージド(ストレート系)APEX④

イメージ 6
 
このモデルはデザインも良く、基本ストレート系でフェイスの開閉だけで非常に高確率で操作が行えました。しかし、APEXシャフトと言うのはDGより少し軽目で打球が異常に速いのが特徴で、私は重量を含め、余り好みでは有りませんでした。

 
<左への行き難さ>

・ナイキVR TWフォージド(スライス系)DGS200

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このアイアンはミドル・アイアンでも半端なパワーでは球が上がりません。アマのセミ・ハード・ヒッタークラスで手に負える代物では有りません。左への行き難さと言うより右への行き易さ(大プッシュ)が猛烈に強いMBです。

 
・ミズノ・プロMS-1 AUTHORIZED BY MIZUNO PRO STAFF(スライス系)
  DGR400中弾道

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私が交通事故で腰をやられ、ゴルフを再開するも下半身が負け過ぎてフックしか出なかった時、ゴルフ仲間からこのクラブの存在を知らされました。このMBとの出会いが無かったら私はCBに走っていました。今でこそ腰は大分、マシになりましたが当時、そんな身体の状態でも唯一、定規で線を引くが如くストレート系が出てくれたのがこのMBです。通常、中弾道でマグレガーに負けない強く、重い球が出ますが、本当に綺麗に入れれば二次曲線を描く高弾道になります。1980年代では「ゴルフが上手くなりたければミズノ・プロMS-1オーソライズを使え」と言われたぐらい国産ではハードな物でシッカリ、ダウン・ブローに捕らえないとボールが上がらず、飛ばない人も多いでしょう。私はこのミズノ・プロMS-1オーソライズの2番アイアンの打球を遂に二次曲線的に浮かす所まで行き、私のゴルフの夢である一つの達成の底上げが出来ました。
 
 
<二次曲線を描くの弾道の美しさ>

・ミズノ・プロTN-87(ドローからストレート系)DGR400

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しかし、中島常幸プロも操作性と言い弾道の美しさと言い素晴らしいアイアンを世に残してくれたものです。スイングと言い中島プロの美意識の高さバランス感覚の高さが伺えます。これはこの分野では右に出るモデルが無いほどダントツ・トップの存在です。イメージとして「鯉の大滝登り」と言う感じで、目の前に出てくる巨大な滝に鯉が「グーーーン」と上って行く感じです。他のMBとの違いは二次曲線的に大空高く舞い上がるその上昇角度に自分でも惚れ惚れさせられてしまう物でした。胸すく思い。「陶酔させられます」。私が唯一やり残した事は後継モデル?のミズノ・プロTN-91を所有する機会を逃した事です。レンジで打った事が有りますが、シッカリ目で骨太なまさに男気溢れた打感は私の好みにピッタリの物でした。

 
<打感>

・ベン・ホーガン APEXフォージド APEX④(残念ながら年式は覚えていません)。

(「ズッシャーーー」と腹に重く響いて来る官能的な打感は過去最高のものでした。気持ち良さだけだは無く、ベン・ホーガンはインパクト時の情報(コンタクト時間、回転方向、回転量、当たりの箇所、厚さ、抜け等)を詳細に明確にダイレクトに伝わって来る物が多かったと記憶しております。ちなみにヨネックスEZONE MB初期モデルもインパクト時の情報伝達に優れたMBです。

 
<簡単さ>

・リンクス・マスター・モデル(ドロー系) オリジナルシャフト

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このモデルはSWでは昔、青木功プロを始め多くのプロが多用し一世を風靡しました。しかし、ステンレス製でヘッドの調整は出来ませんが他の番手の性能も良くロング・アイアンは上がり易く、ミドル以下は非常に打ち易い物でした。弾道も強く重く高くユッタリとしており安心感が得られ名器と呼ぶにふさわしいでしょう。しかし、ドロー傾向が強く、ステンレス製でライ角調整が出来ない為、現代のデカ・ヘッドDRとの組み合わせはタイミング的にアン・バランスな物となるでしょう。このモデルには超軽量シャフトが装着されている場合が有りますので購入時は注意が必要です。
 
 
その他にも昔の良いMBは多く有り過ぎて紹介しきれませんので、ここではNO.1のみの紹介と致しました。詳細を知りたい方は本ブログをほじくり返して見てみて下さい。

 
色々述べましたが要は私はMBが好き。同じMB使いにショット・メイクで負けたくはない。同じ事を言いますが、私は年齢的に体力、パワーに自信を失い軽量スチールのMBを物色した事がありました。しかし、今年、病気をして退院後、ヘロヘロの身体から水泳で身体を鍛え(体力回復の為行わざる得ないでしたが)「ゴルフ再開はMBから」と上を向いた事で、現在DG装着のMBを物色するほど以前の弱気な自分とは変貌を遂げました「考え方一つ、気持ちの持ち方一つ」でここまで大きな差が生まれたのです。今、振り返ると「何でそこまで弱気になっていたのだろう」と思います。それは体力やパワーが無くても良い球が打てる現代クラブと言う楽な手段もあったからです。楽に逃げた時から崩れて行くのが人間のと言うもので、弱さでしょう。メーカーの宣伝に乗せられかけました。無理する位ならその方が全然良いですが、「まだ早い」と現段階では身体が結果を出しました。

 
風を突き抜け、二次曲線的に大空高く舞い上がり自分でも惚れ惚れ陶酔できる、胸すくMBの弾道で打球がグリーンにヒラリと舞い降り「ビシッ」と止まる、ゴルフをやるならこの醍醐味を味わわずしてどうする。味をしめた貴方は「正のスパイラル」で持ち球を確立し、操作の名手になっている事でしょう。


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打痕の濃さから何度打ってもスイート・スポットの同じ位置でボールを捕らえ(スイート・スポットはもう白くなり破れる寸前です)、ソール下部の横線跡がボールを捕らえた後、ターフを取っている事が分かります(ダフれば打痕はフェイスのもっと上部に付き、ボールを捕らえた後マットを擦らないとボールの打痕はここまで大きくなりません)。「MBもCBも難しさは変わりません」。「考え方、気持ちの持ち方一つの違いだけ」です。MBを1980年ゴルフ開始から何十年と打ち続けた結果がこうなるのです(現58歳9ヶ月)。上記MBのコメントはこのスイング精度で述べたものです。

                                                    by KEN
 
<追記>
現在の私は病気で1年、ゴルフから離れ退院後2ヶ月水泳で鍛えてからクラブを振り出しましたが1日10分、3日目の計30分で未だ未だ打点は散らばっていますが悪くても芯周辺で捕らえ出しました(使用MB:ミズノ・プロMP-33ライフル、BSレクスター・プロプレシジョンFM)。4日目には使用アイアンが軽く感じられ久しぶりにオークションで昔のMBDG装着)を物色するほどに回復しました。しかしオークションを見てみたところ、つい数年前より昔のMBでも全体的な傾向としては非常に品薄で高価になっており、程度も悪くなっていました。そんな時は割高にはなりますが「eBay公認セカイモン・オークション」で自分の手に入れたいMBが見つかります(逆輸入も有り)。


マッスルバックアイアンの話(7/7)歴代NO.1MB登場

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それでは、それぞれの分野で歴代NO.1のMBを打った中で紹介していきます(クラブ説明はあくまで傾向的な物で装着シャフト、ライ角調整によって変化が出るのは当然の事です。しかし、現代MBのDGS200装着が一般化している様、当時の装着シャフトDGR400が定番でした)。MBでダウン・ブローに捕らえれば通常、高弾道になります。しかし、例外もありますので、それらのみ弾道傾向を記載しました。軟鉄MBは±2度までのライ角調整で左右の弾道特性を変えられますので下記紹介のMBも自分に合わすのに何をどうするかが分かると思います。
 
 
<2番アイアンの打球の高さ、2番アイアン打ち易さ>
 
・ウィルソン・スタッフ・ダイナパワー・カスタム・グラインド
 (ストレートからドロー系)DGS400

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このアイアンは全ての性能、トータル・バランスにおいて過去最高のMBでした。しかし、装着シャフトの設定がDGS400と重いのが厳しいでした(当時、私のベストはDGS300でした)。当時は現代の様にリシャフトが一般化されておらず、リシャフトしたとしてもバランスの関係で上手く行くとは限らなかったでしょう。


・ウィルソン・スタッフ・ツアー・ブレード(ストレートからドロー系)DGR400

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このアイアンは上写真のダイナパワー・カスタム・グラインドを忠実に再現した物ですが、ダイナパワーの時代が過ぎてからは比較的ヘッドが軽いWS中ではヘッドが利いており一番強い球が出ました。このMBではライ角を2度、フラットにしややドロー系からストレート系に性質を変え上手く行きました。
 
 
・ウィルソン・スタッフ・フィールド・フィール(ストレートからドロー系)DGR400

イメージ 3
 
若い頃、ゴルフ用品店の兄ちゃんが「WS、球よう上がるで」の一言と、当時、憧れの安田春雄プロがWSを使用していた事から私とWSの付き合いは始まりシニアに至るまで続きました。
 
 
<弾道の強さ・弾道の再現性(安定性)>

・マグレガー・ターニー・クラシック(ドロー系)DGR400

イメージ 4
 
このモデルは当時の帝王ジャック・二クラウス氏がマグレガー90周年記念に監修し日本人に向けて送られた物ですがマグレガーのクラブ作りの通り非常にハードな物でした。余りの美しさにほだされ購入してしまったモデルですが、トータル・バランスでウィルソン・スタッフを抜きました。私はあの美しいホーゼルのグリーン・ソケットに傷を入れてまでライ角を2度、フラットにしドロー系からストレート系に性質を変え上手く行きました。私が打ったマグレガーMBは放物線的に「ドッカーーーン」と大砲の様に飛んで行く弾道が多い中で、このモデルは大砲の様でも二次曲線的に大空高く舞い上がる美しいものでした。弾道の安定性が高いMBは多いでしたがマグレガーはいつ打っても同じ傾向の球が安定して出てくれその再現性を含め飛び抜けていました。他ではベン・ホーガン「パーソナル」もミドル・アイアン以下では良い物を持っていました。
 

<操作性の良さ>

・ミズノ・プロTN-87(ドローからストレート系)DGR400
(※MP-37はゴルフ用品店のレンジでしか打った事が無く正確な情報を伝えられません)。

イメージ 5
 
インテンショナル・フックもインテンショナル・スライスもこれほどフェイスの開閉度合いに忠実に弾道が付いてきてくれ数ヤード刻みで操作出来るアイアンはそうそう有りませんでした。私はこのMBで他では有り得ない、先ず出ない大プッシュが時折出るためお別れとなりましたが、今振り返って考えると軸ブレに非常にシビアなアイアンだと思います。ミズノ・プロTN-87を握り当時のスター中島常幸プロになった気分で力みが入り体が突っ込んだ事が原因だと思われます。


・ベン・ホーガン APEXフォージド(ストレート系)APEX④

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このモデルはデザインも良く、基本ストレート系でフェイスの開閉だけで非常に高確率で操作が行えました。しかし、APEXシャフトと言うのはDGより少し軽目で打球が異常に速いのが特徴で、私は重量を含め、余り好みでは有りませんでした。

 
<左への行き難さ>

・ナイキVR TWフォージド(スライス系)DGS200

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このアイアンはミドル・アイアンでも半端なパワーでは球が上がりません。アマのセミ・ハード・ヒッタークラスで手に負える代物では有りません。左への行き難さと言うより右への行き易さ(大プッシュ)が猛烈に強いMBです。

 
・ミズノ・プロMS-1 AUTHORIZED BY MIZUNO PRO STAFF(スライス系)
  DGR400中弾道

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私が交通事故で腰をやられ、ゴルフを再開するも下半身が負け過ぎてフックしか出なかった時、ゴルフ仲間からこのクラブの存在を知らされました。このMBとの出会いが無かったら私はCBに走っていました。今でこそ腰は大分、マシになりましたが当時、そんな身体の状態でも唯一、定規で線を引くが如くストレート系が出てくれたのがこのMBです。通常、中弾道でマグレガーに負けない強く、重い球が出ますが、本当に綺麗に入れれば二次曲線を描く高弾道になります。1980年代では「ゴルフが上手くなりたければミズノ・プロMS-1オーソライズを使え」と言われたぐらい国産ではハードな物でシッカリ、ダウン・ブローに捕らえないとボールが上がらず、飛ばない人も多いでしょう。私はこのミズノ・プロMS-1オーソライズの2番アイアンの打球を遂に二次曲線的に浮かす所まで行き、私のゴルフの夢である一つの達成の底上げが出来ました。
 
 
<二次曲線を描くの弾道の美しさ>

・ミズノ・プロTN-87(ドローからストレート系)DGR400

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しかし、中島常幸プロも操作性と言い弾道の美しさと言い素晴らしいアイアンを世に残してくれたものです。スイングと言い中島プロの美意識の高さバランス感覚の高さが伺えます。これはこの分野では右に出るモデルが無いほどダントツ・トップの存在です。イメージとして「鯉の大滝登り」と言う感じで、目の前に出てくる巨大な滝に鯉が「グーーーン」と上って行く感じです。他のMBとの違いは二次曲線的に大空高く舞い上がるその上昇角度に自分でも惚れ惚れさせられてしまう物でした。胸すく思い。「陶酔させられます」。私が唯一やり残した事は後継モデル?のミズノ・プロTN-91を所有する機会を逃した事です。レンジで打った事が有りますが、シッカリ目で骨太なまさに男気溢れた打感は私の好みにピッタリの物でした。

 
<打感>

・ベン・ホーガン APEXフォージド APEX④(残念ながら年式は覚えていません)。

(「ズッシャーーー」と腹に重く響いて来る官能的な打感は過去最高のものでした。気持ち良さだけだは無く、ベン・ホーガンはインパクト時の情報(コンタクト時間、回転方向、回転量、当たりの箇所、厚さ、抜け等)を詳細に明確にダイレクトに伝わって来る物が多かったと記憶しております。ちなみにヨネックスEZONE MB初期モデルもインパクト時の情報伝達に優れたMBです。

 
<簡単さ>

・リンクス・マスター・モデル(ドロー系) オリジナルシャフト

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このモデルはSWでは昔、青木功プロを始め多くのプロが多用し一世を風靡しました。しかし、ステンレス製でヘッドの調整は出来ませんが他の番手の性能も良くロング・アイアンは上がり易く、ミドル以下は非常に打ち易い物でした。弾道も強く重く高くユッタリとしており安心感が得られ名器と呼ぶにふさわしいでしょう。しかし、ドロー傾向が強く、ステンレス製でライ角調整が出来ない為、現代のデカ・ヘッドDRとの組み合わせはタイミング的にアン・バランスな物となるでしょう。このモデルには超軽量シャフトが装着されている場合が有りますので購入時は注意が必要です。
 
 
その他にも昔の良いMBは多く有り過ぎて紹介しきれませんので、ここではNO.1のみの紹介と致しました。詳細を知りたい方は本ブログをほじくり返して見てみて下さい。

 
色々述べましたが要は私はMBが好き。同じMB使いにショット・メイクで負けたくはない。同じ事を言いますが、私は年齢的に体力、パワーに自信を失い軽量スチールのMBを物色した事がありました。しかし、今年、病気をして退院後、ヘロヘロの身体から水泳で身体を鍛え(体力回復の為行わざる得ないでしたが)「ゴルフ再開はMBから」と上を向いた事で、現在DG装着のMBを物色するほど以前の弱気な自分とは変貌を遂げました「考え方一つ、気持ちの持ち方一つ」でここまで大きな差が生まれたのです。今、振り返ると「何でそこまで弱気になっていたのだろう」と思います。それは体力やパワーが無くても良い球が打てる現代クラブと言う楽な手段もあったからです。楽に走ったり、逃げた時から崩れて行くのが人間のと言うもので、弱さでしょう。メーカーの宣伝に乗せられかけました。無理する位ならその方が全然良いですが、「まだ早い」と現段階では身体が結果を出しました。

 
風を突き抜け、二次曲線的に大空高く舞い上がり自分でも惚れ惚れ陶酔できる、胸すくMBの弾道で打球がグリーンにヒラリと舞い降り「ビシッ」と止まる、ゴルフをやるならこの醍醐味を味わわずしてどうする。味をしめた貴方は「正のスパイラル」で持ち球を確立し、操作の名手になっている事でしょう。


 打痕の濃さから何度打ってもスイート・スポットの同じ位置でボールを捕らえ(スイート・スポットはもう白くなり破れる寸前です)、ソール下部の横線跡がボールを捕らえた後、ターフを取っている事が分かります(ダフれば打痕はフェイスのもっと上部に付き、ボールを捕らえた後マットを擦らないとボールの打痕はここまで大きくなりません)。「MBもCBも難しさは変わりません」。「考え方、気持ちの持ち方一つの違いだけ」です。MBを1980年ゴルフ開始から何十年と打ち続けた結果がこうなるのです(現58歳9ヶ月)。上記MBのコメントはこのスイング精度で述べたものです。

                                                    by KEN
 
<追記>
現在の私は病気で1年、ゴルフから離れ退院後2ヶ月水泳で鍛えてからクラブを振り出しましたが1日10分、3日目の計30分で未だ未だ打点は散らばっていますが悪くても芯周辺で捕らえ出しました(使用MB:ミズノ・プロMP-33ライフル、BSレクスター・プロプレシジョンFM)。4日目には使用アイアンが軽く感じられ久しぶりにオークションで昔のMBDG装着)を物色するほどに回復しました。しかしオークションを見てみたところ、つい数年前より昔のMBでも全体的な傾向としては非常に品薄で高価になっており、程度も悪くなっていました。そんな時は割高にはなりますが「eBay公認セカイモン・オークション」で自分の手に入れたいMBが見つかります。


ゴルフ再始動に向けて5/8。

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今回、再びゴルフメーカーから圧力がかかり、各分野、歴代NO.1マッスル・バック・アイアン(7/7)の記事が「マッスルバックアイアン」検索で出て来ない。マッスル・バック・アイアンの話(6/7)の続きはブログに掲載しておりますで見てみて下さい。
 
現在の軽目の仕事ではあるがCADでぶっ通し8時間図面を書き続け、帰宅後、水泳の為ジムに向かう。10分程度だが樹脂回転式ボールマット叩きでゴルフも行う。退院して2ヶ月になるが腰が痛くなって来た。嫁に腰を揉んで貰うと「貴方、全身ガチガチよ」との事。嫁は自分が良く行っている豊中庄内の林田マッサージ・針治療院(あん摩マッサージ指圧・はり・きゅうと言う良い店を紹介してくれた(十三店は閉めている)。針の経験は過去一度あったが余り効かなかったのでそれ以来やっていない。しかし、今回久々に腰に針を打って貰ったが腰の痛みは一発で取れ引き続き40分マッサージをやって貰った。マッサージは若い頃サウナでやって貰ったぐらいで、それ以来行っていない。40分の時間は短く感じた。しかし、凝りが自分で認識できないとは、私の身体はどうなっているのだろうか。「恐ろしい」。後で分かった事だが、凝りが認識できないほど凝っていたと言う事だ。
 
 
マッサージ師は盲目で年配の女性だった。40分と言う時間だったが色々会話を交わした。その会話の中に私は大打撃を受けた二言があった。一つはマッサージのコースは最長で120分と言うのがあり、同じマッサージ師が行うとの事だった。私は驚いた。嫁に腰を揉んで貰っても「凝りが伝わってきてシンドイ」と3分も持ない。「そんな長時間よくマッサージを続けられるものですね」「自分は凝らないのですか」と私は尋ねた。「コツがある」との事だった。私は盲目で年配の女性マッサージ師が苦労し努力を継続し、その技を物にした事は分かり切っているので簡単には「それは何なのですか」とは聞けなかった。そんな問答が2度続いたが私は黙っていた。すると、その盲目で年配の女性マッサージ師は私の気配を察し自ら私に教えてくれた。
 
 
「体重を乗せているだけなのですよ」と。しかし、そこに至る過程で親指が痛くて物に触れる事も出来ない位の激痛を何度も通過し指が強くなると言うのだ。「プロと言うのは何処の世界でも一緒やな」とその言葉を深く噛み締めた。私の腰で一番痛いところを少し触るだけで突き止め、私の体の大きさも見えない筈なのに、次からは一発で一寸違わずピン・ポイントでツボを抑えてくる。失礼な言い方になるかも知れませんが、これしか生きる道が無い凄みを痛感させられた。その後、嫁に聞いた話では男性マッサージ師の人でも50分続ければ疲れるらしい。盲目で年配の女性マッサージ師は「言っても仕方が無い事」と心得ていたのだろう。目が見える人がクラブの芯でボールを捕らえられないなど言う甘っちょろい話が論外になってしまう世界だった。
 
 
林田マッサージ・針治療院(あん摩マッサージ指圧・はり・きゅう

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 大阪府豊中市庄内西町3丁目216 06-6331-3171 AM9:00~PM8:00 盆正月以外年中無休


現在、高齢化社会でこの手の商売は恩恵を受けていると思っていましたが、競争相手の多さや価格競争、目立たない立地、Web検索でヒットし難いホーム・ページ等で必ずしもそうでは無く、事情は分かりませんが大阪十三店は閉まってしまいました。「皆さん」、私の腰痛が針数本で一発で消えた、腕が確かな、この林田マッサージ・針治療院 庄内店をご利用頂ける様、よろしくご協力お願い致します。

ゴルフ再始動に向けて6/8。

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ゴルフ・スイングにおいて、この「体重を乗せる」については色々な説があるが私は重要な事と認識している。今更の話だが「5日目」のマット叩きで本件の確認を行った。前回、紹介した通りダウン・スイングで左足を「スーー」と左回転させながら左半尻を「クイッ」と回す時、体重は左サイドに自然に乗る。「このままで良い」。必要以上にやり過ぎ一連の流れであるスイングのバランスを崩す必要は無い。「2日目」に自分のスイングで芯は捕らえるが60%ぐらいしか振れておらず、何かが違うと感じたのはコレだったのだ。「やっている」人間には課題が尽きないほど出てくるのが物事だ。本日はスライス系のBSレクスター・プロ(MB5I)が調子良くインパクト時「スパッーー」「スパッーー」と切れており、感触からストレート系だが、「右に行かない」が付けば立派な持ち球である。今回ニュースイングは完全にフック系だ。プッシュ等の右ミスが撲滅できていれば大成功なのである。「4日目」から雨や風邪で日があいたので、比較的軽目のBSレクスター・プロが合ったのか。レクスター・プロは露骨に上級者用でMBの中でもヘッドは小さく、芯も小さいが当たっている時は樹脂ボールでもその打感に痺れる。一般的にはクラブのシャフト(重量・調子)、クラブ総重量、ヘッド・バランス、ヘッド形状の違いでタイミングや打点も異なって来るのでアレコレ打つより、この一本と決めて打ち込んだ方が良い。私はゴルフに1年のブランクがあるので色々試している。そろそろ「スプーンを打ち出すか」。シニア期に突入し、今までスコア破壊クラブであったFW(ロング・アイアンが好きでそればっかり打っていた)を制覇する事が私にとって大きな鍵となる。
 
 
ダウン・スイングで左足に体重を乗せる打ち方は以前、パーシモン時代から50代前半まで、長年に渡り行っていた。パーシモン時代から50代前半まで私のスイングはイメージ的に中島常幸プロに向いており、バック・スイングが「フッ」と上がり上体に力みが入らずヒールアップから、極端に言えば1本足打法の感覚でボールに体重が十分乗り、良く飛んだ。尾崎建夫プロもそうだが、「揺さぶり系スイング」はボールに体重が猛烈に乗る。しかし、ダウン・スイングで身体が突っ込みがちで軸が左にブレる傾向(私は元々この癖がある)も共存しており右への大ミスも出た。50代半ばから、病み上がりをキッカケに急にこの(写真下)トップが作れなくなり、クロスでオーバー・スイングとなった。「何故だか分からなかった」。ブログでのショット動画はその最悪時のものだが、ショットの良さ(打音で分かる)とは裏腹に多くの酷評を買った。それが、私のスイング改造のキッカケとなったのだが、オーバー・スイングの矯正は頑固で時間がかかると言われるが、原因が分かった段階でクロスのオーバー・スイングは一発で解消した。私の場合原因を見つけるのが大変な事で矯正自体は一発だった。クロスでオーバー・スイングを矯正し悪癖であったダウンでの軸ブレを解消しコンパクトで円軌道を描く大きな筋肉を使ったシンプルな現在のスイング改造まで50半ばから数年を要した。
 
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パーシモン時代から50代前半までのトップ。これだけのスイング・センスの持ち主が数年賭け作り上げたニュースイングとはどんな物か(もうYou tubeのアップ方法もパスワードも忘れてしまい、練習場に三脚を立ててまで動画撮影する意欲が湧かないが、いつか写真発表は行いたいと思う)。
 

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パーシモン時代の中島常幸プロのイメージに向かっていたスイングで左上のコマでは頭がシッカリ残り、逆Kの字でアドレスを再現している。左下のコマで分かるよう「フォロー」がデカく頭もアドレスの位置にキッチリ残っている。右上のコマではイン・サイド・インでフィニッシュまで振り切り、体重がシッカリ左サイドに移行している事が分かる。MBの弾道や、2Iティ・ショットでも一般ゴルファーのDRと同等もしくは、オーバー・ドライブし相手は凹んでいた。ゴルフもビジネス社会と同じで上手い奴は優秀なゴルファーが目を付け頼みもしないのに必死で高めてくれた。今ではその教え手の楽しさが凄く分かる。
 
 
私は過去スイング改造において中島常幸プロ、倉本昌弘プロ、安田春雄プロのスイング・イメージがいつも頭の中で堂々巡りし繰り返していたが、年齢的に最後のチャンスを物に出来た思う、「間に合った」と言う思いだ。ニュー・スイングでのイメージでは方向的に倉本昌弘プロに向いた。その過程でジーン・サラゼン氏かサム・スニード氏か忘れましたが、力の集結したインパクトから「これ以上のスイングは無い」とまで言わしめた安田春雄プロ(パーシモン時代ではイメージ的に真似をしてもとてもじゃないが継続できる物ではなかった)の下半身での足の運び方、2015年からのイ・ボミ選手の左サイドのターンの仕方は私に大きな影響を与えてくれた。倉本昌弘プロは「上げて下ろすシンプル・スイング」を謳っていたが、私は「捻って戻すシンプル・スイング」だ。
 
 
水泳を続けていると、嫁やマッサージ師の方も、驚いたほど(歳の割りに)、私の両太腿は筋肉で盛り上がりヒップ・アップもしたが、このまま行くと私の身体の状態(腰が弱い)では上体(腕、肩、背中)がドンドン強くなって行き、身体の上下のバランスが崩れて行きそうな気がしてならない。ジムでの水泳でウォーキング中、左右に身体を回しながら水をかき歩いている人がいたが、これは良さそうだ。一度「ゴルフに有効な水泳」をテーマにプロのスポーツ・トレーナーに相談してみたい。
 
 
通常、私はアドレスで背筋を伸ばすと腰に負担がかかる為(中腰が一番堪え、姿勢が保てない)、良くはないと知りつつも少し背中を丸めがちに、かがみ込みがちだ。振れて来るに従ってクラブが軽く感じられダウン・スイングで引き込む力が勝りマット叩きで少し、トウ側に当たり出した。アドレス時、腰を「クッ」と前に少し突き出す感じで背筋を伸ばすと打点はとたんにヒール側に移行し一定した。アドレス時、たった腰の「クッ」だけで打点がここまで変わる。様々な傾斜や平坦時からでも同じアドレスを常に再現する難しさ、大事さをことさら痛感させられるばかりである。

ゴルフ・スイングの発見(6日目)7/9。

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<※今回、ニュー・スイング過程のスイング写真発表>。

回転樹脂ボール付きマット叩きも「6日目」に入った。1日10分で計1時間だ。ミズノ・プロMP-33BSレクスタープロも打点はフェイス・センターからヒール寄りに集中し出した。昔のMBは気持ちヒール目にスイート・スポットがある為、好都合だ。私がニュー・スイングで日本初のグランド・スラマー村上隆プロから「隙の無いスイング」と言わしめた倉本昌弘プロに向かったのはスイングがシンプル(シニアはこれが大事)で倉本昌弘プロをイメージしてスイングするとアドレスの位置で軸を回転させ易かったからだ。人間の意識、脳細胞の繋がりまでは知らないが、BS所属の倉本昌弘プロのスイングをイメージする事でミズノMP-33がすねてしまったのかでBSレクスター・プロがすこぶる良い。シャフト挿し替え用の予備として数千円で購入したがとんだ拾い物だった。実際の打球の詳細は言い切れないがミズノ・プロMP-33はドロー系、BSレクスター・プロはストレート系で一定している様だ。打感はミズノ・プロMP-33は重目でシッカリしており、昔の重厚なミズノの手応えで、BSレクスター・プロはスポルディング「赤トップ」の刀の様な切れ味に近い物が有りシャープで打ち終えた後の満足度が高い。私はDG育ちでDGでスイングを作ってきたためDG装着のレクスター・プロがあれば購入したいところだ。


本日、スプーン(キャロウェイ・ビッグ・バーサ・チタン:50代半ば、ゴルフ用品店試打レンジで青ディアマナS70装着で250ydを計測した)を打ったが一発目から「スパーーーーン」と真芯を食った。打ち続けると打点はアイアン同様、フェイス・センターからヒール寄りに集中し出した。どのクラブでも同じだ。ニュースイングのポテンシャルの高さを物語っている。3Wの打球は以前と同じくフック系だ。これはシャフトが軽く腰が弱くてそうなる。50代前半の3Wを振り切れたら良いが、厳しければ今のオリジナルシャフトより重めで粘るシャフト交換で弾道調整を行う。しかし、私はそこで遊んでみた。通常、気持ちシャット目に上げる所を、バック・スイングのハーフウェイからのコックを調整しスクェアに上げてみた(トップがレイドオフになる)。すると打感からの回転方向、球離れから3Wでもストレートに近い感覚を得れたばかりで無く、この方が下半身が利く。「ダウン・スイングで左足を踏み込みそこを支点に左半尻を「クィ」と回転させる感じ」体重も左サイドに良く乗る。言葉での表現が難しいが、「何か上半身と下半身が左腰を支点に引っ張り合う様な感じ」、「下半身を支点にテコの様に上半身を回転させる感じ」。私が病気で入院中も含め1年間シャドー・スイングで作り上げたニュースイング。バック・スイングから自動的に下半身リードに繋がるスイングはこちらの方だ。「瓢箪から駒」とはまさにこの事。スイングに余分も隙も無い。このスイングは背中背筋を強烈に使うのでやはり水泳は良い。今まで打感からドロー系の感覚を得ていたミズノ・プロMP-33をこの方法で打ってみると打感からの回転方向、球離れからストレート系の感覚を得れた。「ここで操作の引き出しが増えた」。



下記写真は50代後半の物で、現在の私のスイングに近い形なので掲載した。親兄弟家族(病人)の心労で6~7ヶ月の病気から痩せ細り、頭が剥げてしまったが60前なので不自然ではない。しかし、男前が勿体無さ過ぎる。

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使用クラブはスプーン。現在のアドレスは頭は正面を向き、両腕三角形はもっと内側に絞っている私は身体もかたいし、年齢的に身体が回らなくなって来だし左足を少し開き「ハの字形」スタンスを取っている。


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「バック・スイング数十cmは真っ直ぐ引く」は背丈の有るアメリカ人から伝わって来たアップ・ライト打法(背丈の低い日本人にはスライス打法)に適用する物。身長170cm以下は言葉そのまま受け取れない。「腕の動きは最初から最後までは胴体に巻きつく」が正解だ。


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トップはあくまでアプローチの延長。写真から余計な力みも感じられない。トップはコンパクト(レイドオフ)だが両肩は90度以上回っている。背中の洋服の皺が物語る通り捻転は強烈だ。このスイングなら傾斜からでもボールを中に入れるだけで後はこのままで対応出来る。


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下半身が先行しつつも頭はアドレスの位置にシッカリ残っている。私は「韓国流」ベタ足賛成派だ。やってみれば分かるが、重たい物を左に動かす時、右足を浮かると力が入らずそんな事をする人はいない。右ベタ足の方がはるかにボールをヒットする力は強く、軸もブレない。「意識して出来る事では無いが・・・」。


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「軸ブレ一切無し」体重を左サイドに乗せシャープに振り抜いている事が写真から分かります。フォロー後半でも頭はアドレス位置に残り、ボールを見ている。ここまで頭を残す事でヘッドは走る。前回掲載した若い頃のダイナミックなスイング写真ではこの段階で頭は残るも顔が飛球線方向に向かっている。マットが吹っ飛んでいるのは関西のドンと言われた勝負師、FWの名手「杉原輝夫プロ」のFWでもダウン・ブローに打つと言う言葉を信じ行っている。

身体は左へのスライドでなく、左回転している。良く見かけるが平面的左への直線スライド打法は支点である軸が左にブレるのでクラブがイン・サイド・インの円軌道を描けず左に(フィニッシュまで)振り切れない。クラブは右に抜け、あおり打ちになり、右への大ミスを招く。又は酷いトップが出る。


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フィニッシュに入りつつあるも、未だ軸はブレてない。自分で見ても「凄いですね」。アドレスの位置で作った軸を支点に最後まで振り切っている。

最近、現代プロは打球が左へ行きそうになった時、とっさに手を離すが「見苦しいから止めろ」、そんな「ヘボ」なスイングするな。「美しくないだけでは無く危険だ」。クラブが飛びギャラリーやカメラ、音声その他スタッフにぶつかる事も有る。当たり所が悪ければ責任の取り様がない。「私は事実、プロが手を離し、クラブがカメラ・マンにぶつかったのを見たことが有る」。


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フィニッシュに入りショットの余韻に入っていく段階が見て取れます。トップはコンパクトながらフォローは相変わらずデカイ。フィニッシュでの右足はつま先のみ接地となる。余計な物が何も無い正に「真円の綺麗なイン・サイド・インのスイング軌道」だ。現在のニュー・スイングでは全体的に重心がもっと低くなっている。スイング、グリーン上、バンカーを含めたアプローチ(昨年までの実績)はシングル入り。後は持ち球確立のみ。勝負は来シーズンか。

 
バック・スイングハーフウェイから左二の腕を気持ち右回転にローリングさせ(もしくはコックを左手首を内側に折る様にして)上げる事でトップでのフェイスはシャットになる。又、バック・スイングハーフウェイからのコックをワッグルみたいに行うことでトップでのフェイスはスクェアに上がる。これが、実弾操作でどんなコントロールが出来るか、フェイスの開閉なしに操作出来るかもしれない。ちなみに、胴体の回転に沿ってそのままノーコックで上げるとクロス・オーバーになり易い。

※バック・スイング時、胴体は腹筋で回しながら、背中の回転に繋げて行く。アドレスで作った三角形でバスケット・ボールやバレー・ボールを挟み込むようにして両脇を締めていれば、肩は背中の回転に連動しついて来る。肩の回転のみ意識すれば胴体の左側は回るが右側がおろそかになりがちで、ただ、よじれただけのトップになる人が非常に多い。右半身は逃げ場が無くなりバック・スイング後半で上体が伸び上がったり、前傾してギッタン・バッコンになったり、腕が軌道から外れクロスからオーバースイングに繋がる。


スプーンは思ったより自分の課題のハードルを簡単にクリアーしてしまったので次からジカDRで打とう。過去、私はグリップをフックにしないとバック・スイングが取り難くて仕方がなかったが、今回のニュー・スイングではスクェアでも違和感無くバック・スイングが取れる。弾道調整時には大きな要素となるだろう。打ちっ放しは、回転樹脂ボール付きマット叩きでボールが芯に集中してからで良い。それより、ニュー・スイングを身体に叩き込み、身体でニュー・スイングを覚える事だ。弾道傾向は回転樹脂ボール付きマット叩きで分かる。何万発打ってもタダで、ボールが割れたら1個350円のスペアーを装着すれば良いだけである。1日10分のマット叩きだが毎回必ず新たな発見をしている。

ゴルフ・スイングの発見(7日目)8

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仕事の都合で樹脂回転ボール付きマット叩きが1週間空いてしまった。私はやはりロング・アイアンを打っていないとゴルフが面白く無い様で本日はレクスター・プロとMP-33の3番アイアンとBSツアー・ステージX500ドライバー(287cc)の3本を手にしマット叩きを行った。いつ行ったか記憶に無いがMP-33のシャフトはDGSL300の軽量スチールにリシャフトされていた。現在の私にDGSL300は軽すぎてリズム、タイミングが取り難い。以前は打ち込み量が全然違ったので軽さを利用しアジャスト出来ていたが、現在の私には未だそこまでの余裕は無い。プレシジョンFM5.5装着のレクスター・プロの3Iを主体に打った。流石、以前2番アイアンを物にしていただけあって、ロング・アイアンが得意な面は失われていなかった。前回まで打っていた5Iも3Iも難度は変わらず「スカーーーーン」と痺れる打感と共に打球が大空高く舞い上がるイメージが湧いた。

 
直ドラは流石に「手強かった」。今まで出て来なかったニュー・スイングの欠点を浮き彫りにしてくれた。コイツを物にすれば画期的な飛躍を予感させられた。やはり、人間。しかも、ゴルフから1年近く離れている。最初のDRは力が入った。力が入るとオーバー・スイングまでにはならないが時折、右肘が浮いてクロス・オーバーが顔を出す。アイアンでは出てこなかったが長いDRでハーフ・ウェイからのコックではクラブの軌道を無理やり円軌道に乗せている様ないびつ感も出て来た。私はコックを初期段階から徐々に行う様にして打ってみた。すると、自然でスムーズ、自動的に円軌道で上がり、クロス・オーバーは消え、スイング・バランスも良い。3Iも同じ打ち方で打ってみたが問題は無い。バック・スイングで余計な動きが出ず、力みが入らず、さらに下半身が利く。胴体に腕が巻きつき、良く言われる「デンデン太鼓の様に」の感覚が出てきた。「当面、これで打ち続けよう」。すぐ方法が見つけられるのはクロス/オーバー・スイング矯正段階で試行錯誤し既に試していた方法だったからだ。コイツはスピンが利く打ち方だ。アイアン、アプローチではスイング・スピードのコントロールでスピン量をコントロールする必要が出てきた(アプローチでは以前から行っている)。「次のステップに繋がった」。いつもは10分の練習で終わっていたが、本日、直DRに手を焼き20分ぐらいは打ち続けただろう。この300cc弱の直DRを物にすればFWはもちろんの事、エースDRである380ccを打ちこなす事は2Iを物にし3Iを打った本日の様に造作も無い事となるだろう。
 
打点はDRもMBも全てフェイス・センターからヒール寄りで統一されていたが、少しヒール過ぎる面も有る。MBではフェイス自体がボール2個分の長さしかない。後、ボール半個分の誤差を消せば良い。80台のスコアで現代のデカ・ヘッドDR、CBアイアン使用ならこれで「OK」のレベルだが70台ならここからだ」。


私は先日CATVで「とことん1番ホール」と言う番組でシニアのトーナメントを見ていた。皆、その道32年以上、高橋勝成プロが最長で66歳、48年と言うプロ中のプロばかりだ。ゴルフ・プレー以外のインタビューでも得るものが多い含蓄のある言動を聞く事が出た。良くゴルフは人生と同じと言う言葉を聞く。確かに「山あり谷あり」、「自分との闘い」と言う面では同じだが私は少し違う考え方をしている。ゴルファーがショットする時、誰かに身体を押さえられ打てない様に邪魔されることは有り得ない。打ち終わったボールやパッティングで転がっているボールを蹴飛ばされる事も無い。ビジネス社会の生存競争ではそれらが当然の様に起こる。話を聞いているとプロ・ゴルファーの方は自分がコースでロープの中に守られている事を自覚されている方も多い。言葉や顔つきを見ていてもプロ・ゴルファーの方は純粋な人が多いようにも見受けられる。相手の隙を付くスポーツではズル賢い人も出てくる。言おうとしていた事と話が反対の方向を向いて来ましたが、私は彼らのプレーや言動を見聞きして、皆、50過ぎても60過ぎても常に成長を目指して努力し、新しい事にも貪欲に挑戦している事が良く分かった。「コレや、コレなんや、コレが大事なんや」と再認識させられた。完全な実力社会と言う面では一般社会人より厳しい面があるだろう。やはり、ゴルフも人生も人間である限り同じだ。
 
 
シニアの人は全盛時よりスイング軌道が小さくなっているプロも多く見受けられた。身体や道具の変化があるであろうが、フォローが小さくなっている傾向は気になった。昔はフォローで飛ばせと言われたぐらい、重要視されたからだ。アマ・レベルで真相は分からないが、皆、自然でとどこうりの無いしなやかなスイングをしていた。無理に作ることは無い。それでは続かないし、身体やスイングを壊す原因となるだろう。私の話とプロ・レベルのスイングでは食い違い、履き違いが生じているだろう。しかし、青木功プロが言った「スイングは打ち易いように打ったら良いんだよ」と言う言葉の意味が少し分かった様な気がした。

アマでは、円軌道を描き、打ち易くて、上手く行く打ち方を見つける大変な努力が必要だ。

関西ゴルフ会員権物色中。

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関西ゴルフ会員権物色中であるが、適当な物が中々無い。どこに妥協点を持ってくるか。コース選びで自分の技術に大きな違いが出てくる。例えばフェアウェイが広ければDRが甘くなる。全長が短ければ飛距離が落ちるのも早い。グリーンが小さければロング・パットが下手になる。要はコースの甘いところは技術が落ち、コースの厳しい所は技術が磨かれる。自宅が豊中で地の利の良い兵庫県はゴルフ銀座、しかも、嫁の実家もあり何かと都合が良い。私が目を付けていた全てにおいて超難関コース、コース・レート74以上のチェリー・ゴルフ猪名川コースは現在、グリーン芝の全面張替えでクローズしているが、コースがどう言うシステムになっているのか会員権情報に出て来た事が無い。

 
過去所属、茨城県名門水戸G・Cは男子トーナメント開催コースの通り文句のつけ様が無く全ての技を磨いてくれた。同じく茨城県の扶桑C・Cは大阪に居るとき財テクで購入しただけだが随分、稼がせて貰った。千葉県成田の東京国際空港G・Cは戦略性が高くレイアウト的にも非常に面白く池も利いており、バック・ティなら全長が短い事も無い。ショートが長く、レイアウト的にもロング・アイアンが大活躍した。ナイター設備も備えており楽しいゴルフ・ライフが送れ価格も15万位で購入出来た。安くて近くて面白い都合の良い所が関東ではあったか関西には無い・・・。。
 
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余り距離の短いのも面白くない。松林のセパレートでの高級感は欲しい。と言ってひかみの様なフラット過ぎても変化が無く適度なアンジュレーションは欲しい。傾斜のショットが下手になる。ティ・ショット打ち下ろし、グリーンに向かって打ち上げパターンの連続で変化に乏しいのもコリゴリだ。池はあった方がスリルを味わえるが、配置が景観重視で、利いていないところが多い。好きなロング・アイアンを使えないところは嫌だ。じゃあ、「金出せ」となるが将来を考えると、飛ばなくても狙い場所に確実に運び、寄せとパットで勝負するゴルフを続けていて、果たして私はゴルフが面白いと思えるかどうか分からない。私のゴルフ人生もあと10年あるかどうかと言う所ではなかろうか。何百万もかける価値は見出せない。ティ・ショットでもエリアでなくポイントで狙って行く必要性があるコースにしたい。

 
「数箇所当たりを付けたが・・・」。一つは過去、プロのトーナメント開催実績の有る本格的チャンピオン・コースだ。距離もあり、松林でセパレートされ、戦力性に高いレイアウトに池も利いている。コース・レーティングも72台でほどほど。価格も安い。「ここに決まりや」と言いたかったが、何故そんなコースが安いのか。「遠く、、、高速代もかかる」。。。

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続いて2番目、距離は無いが戦略性が高くショットもポイント狙いで要求される。景観が綺麗でコース・レーティングも低くは無い。しかし、雄大さに欠け、コースで得られる開放感も味わえ難そう。少し、箱庭的と言えそうだ。それ以前にここも、とんでもないオマケが付いていた。土日のプレー・フィが非常に高価でメンバーになるメリットが無いのである。大阪は仕事でもそうだが、露骨に詐欺的な裏がある(東京も同じだが「分からない様に」と言う遠慮みたいな物が有る)。
 
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最後、コースに起伏はあるがフェアウェイも広くユッタリ回れそう。谷越のホールが幾つかあるが、全体的景観に変化が乏しく、スリルに欠けそう。エリア狙いで許されるショットも多そうだ。全長は短くは無いがコース・レーティングもこの中では低くスコア・メイクはし易そうだ。立地は良く価格が少々高目。ここは、メンバーにならずとも、一人予約で、いつでも安価で回れる。JGAハンデ取得のみの目的となってしまうなら、価格が高目のコースを選ぶことも無い。
 
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全体のコース写真(ここに記載していない全てのホール写真)を見ているとやっぱり一つ目のチャンピオン・コースに目が行く。兵庫県で後、安価となればコースに魅力が乏しい上、遠くて行く気も起きない様なコースしかない。近畿兵庫他府県の低価格ではさらにコースは悪くなり、価格は高くなり、場所も遠くなる傾向にある。世の中、上手い話など無い。まあ、兵庫県で絞ったこの3件をラウンドしてみるしかなさそうだ。

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