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Channel: MB マッスルバックアイアン名器巡り
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チェリーゴルフ猪名川コースの洗礼(3)

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標高613mに位置された高原「チェリーゴルフ猪名川コース」の涼しさ、開放感、爽快感、景色の美しさ、空気の美味さは最高だった。「ここは極楽浄土か天空か天界か」。「まるで天国に来た気分や」。バブル期の産物であるこのゴルフ場には随所にそれらを思わせる庭園風な施しもなされていた。只一つ問題は練習場。ショットの練習場は無く、パター練習場は平坦箇所が無く、良くある話ではあるが、コースのグリーン状態と芝の質からして違い過ぎる事だ。喫煙室も欲しかった。


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丁度この時期、LPGAの藤田幸希プロがチェリーゴルフ所属契約を交わし、サンバイザーも「チェリーゴルフ」のネーミングが入った物を被って戦うらしい。最近、このチェリーゴルフ猪名川コースで藤田幸希プロとニアピン対決の企画があったのだが、時間が取れず非常に残念な思いをした。


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さて、このチェリーゴルフ猪名川コース。環境の快適さとは裏腹にコースはすこぶる厳しい。だから私はココをホームに選んだ。会員募集していないのが残念で堪らない。


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※「何でクマモンやねん???」。

 
コースを紹介して置くとフェアウェイは狭く左右共に必ずOBが有り、非常に池が利いている。フェアウェイはキツイ大きなこぶ、うねり、傾斜がグリーン周辺まで連なっている。加えて当然の様に高低差の激しい打ち上げ、打ち下しも存在する。グリーンは極めつけで全てのグリーンが長いところで50ydを超える巨大さ。ポテトチップス上にうねりまくっている上、2~3段は当たり前。ガードバンカーは深いアリソン系でピンまで40、50ydと長い距離を打たされる(グリーンが巨大な事もあるが)ケースが多く、グリーンのラインに乗せる事と相まって難しい。

そして、ティ・ショットでもグリーンを狙うにも景観的にことごとく甚大な恐怖心を与えられる。全てのショット一打一打、常に恐怖心と戦わされるのである。自分の心の中の自信のなさ、迷いに容赦なくメスを入れてくる。思い切って勇気を出しても経験、技術に裏打ちされた自信、実力がない限りクリア出来ない。通常、ショットの精度、ライの対応、グリーン上でのタッチ等がアマのコース・プレー領域でこんな厳しいコースは中々見た事も聞いた事も無く、出くわした事もなかった。現状、無いのはラフの厳しさだけか。


これだけ揃った難しい状況下では1回のミスが1打数で終わらない。1回のミスがドンドン困難な状況を招き2打、3打と打数を重ねさせられて行くのである。コース・レートは72台で総距離と共に山の原GC山の原コースを越える。170~180ydを打つ機会も多くロング・アイアンを多用させられる。ここでは3ホールに1回ぐらいの割りでパーを取って行く80台でラウンドするゴルファーで、100を切る程度に止めさせられる事であろう。



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