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Channel: MB マッスルバックアイアン名器巡り
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ゴルフとの「サヨナラ」をセリカSSⅡで。。後編

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高校硬式野球主将(大阪地区予選3回戦進出レベル)から社会に出て、会社の野球部へ。転職先で野球部は無く、上司からのゴルフへの誘いに乗った。「ゴルフ」。この深く、広く、複雑、難解な対象は随分、私の人生の時間を潰してくれた。「楽しめた」と言って良いだろう。出来れば、ようやくゴルフのベクトルがスコア・メイク一本に向かい、これからの老後、時間が余る今後にタイミングを合わせたかった。60代の人生はゴルフに捧げたかった。血糖値が800後半になり、立っていられなくなり、救急病院に担ぎ込まれそのまま入院。半自覚意識の中で私の脳内は限りなくゴルフ・スイングを繰り返した(見たことも無い美女が次から次えと現れ続けもしたが・・)。現在、朝、意識が覚めると身体は「グリッ」と猛然に回転したくなる。マッサージ師に「良くない」と言われ止めた。ゴルフ・スイングはそんなに私の身体に浸透しているのだろうか。今、シャドー・スイングのバック・スイングで腰の負担を軽減すべく身体を捻らず、「スッ」と回すだけでも背骨がアカン、腰はアカン。ゴルフが出来なくなったとたん、ゴルフはほぼ熱が無くなり、興味は失せた。

 
「ゴルフ」。何が面白かったのだろう。ドライバーでぶっ飛ばした事か。好きなアイアンでパー・オンさせた時か。寄せワンOKか。ロング・パットが沈んだ時か。30台のスコアか。コンペ優勝か。大手電機メーカーコンペでライバルとしのぎを削り時代を造った事か。石川県で行われたミズノ・オープンアマの部で上位入賞した事か。1~2アイアンが二次曲線を描く高弾道で大空高く舞い上がりグリーンにヒラリと舞い降りた時だったか。インテンショナル・ショットが思い通りに行った事か。自分の理想を追い求めたクラブ選びか。言っていると終わらない、キリが無い。仲間、ライバルと競い合い切磋琢磨し、目標を遂げる。振り返ると私は自分の設定課題(目標)に向かい自分を切磋琢磨させていた時が一番大きく心に残っている。ゴルフを始め毎日、5番アイアンを土の上から一心不乱に打ち続けていた時が、何故か、一番心に残っている。
 

毎週楽しみにしていた女子プロゴルフもファンの森田理香子プロが振るわず(凡ミスの連発、、病気やな。。)ほぼ、興味が無くなりテレビ中継を観ていても、昼寝の時間となってしまった。
 
 
仮に数年後、ゴルフが再開出来たとして、今回の中断は「致命」の可能性が強い。昨年退院後と同じく、手も足も尻もフニャフニャに削ぎ落ちた筋肉。再開時には関節を傷めるので又、水泳からだ。シニア70台の到達設定から「エンジョイ派」の道を余儀なくされるであろう。昔は私の2番アイアンの飛距離が、一般男子のドライバーの飛距離であった。同伴競技者は嘆いた。しかし、飛ばず曲がらずグリーン近辺へ。そこから寄せとパターで勝負。「れがアマのゴルフ」とも言えるかも知れない。しかし、私は過去、そのスコア・メイク至上ゴルフの方向には向かわなかった。ただ目的も無く80台のゴルフを続けていて、私はゴルフが面白いとは思えるかどうかは相当、疑問だ。
 

楽しめないゴルフを中途半端にやるより、止めてしまう事だ。空想的だがファンの森田理香子プロとラウンドする機会でも訪れない限り、起死回生の復活は無いだろう。しかし、MBを含め大事なアイアン・セットは残している。「思い出」の為では無い。そんなセンチメンタルな趣味は無い。「諦めてはいない」。


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