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Channel: MB マッスルバックアイアン名器巡り
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スーパーカーの今後(5) ~最終章~

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※スーパーカーの今後(4)の記事が長くなり過ぎたので(5)で分割しました。


ガソリン車は内燃機関(Eg)のピストン縦運動をカムによりドライブシャフトの回転運動に変換、トランスミッションでギア選択、駆動力に変える。これが動力源だ。そして路面の凸凹を吸収しグリップさせるシャーシーとタイヤ。フルードの圧によりパッドにてローターを挟み込み、止めるブレーキ。パワーステアのハンドリング。後は計器と内装である。ハイスピード車では空力性能も重要。日本も車を造り出し100年以上は経つ。航空機と比較すればこのシンプルな機構(電気自動車は前輪と後輪にモーター取り付けでもっと簡単)がニューモデルで何故、こうもリコールだらけになるのか。電気の発達に伴いトラクション・コントロール、トルク配分等、余計な性能の新技術・システムが増え過ぎている。こんな物は取っ払って車を軽くした方がよっぽど動力性能が良くなると言う物だ(アマレベルで先ず大差は出ない)。現にトラクション性能に優れるRR、ポルシェ911ターボとGが強くかかりトラクションに悪影響を及ぼす日産GT-Rがニュル・タイムで対決。トラクション性能に優れる911より1.06秒GT-Rの方が速かった。私も20年前のシンプルな機構(ナビは付いている)の愛車セリカSSⅡでサーキット走行をしたが、良く曲がりコーナリング・スピードは現代の車と差は出なかった(直線はパワー車の勝ち)。


昔はコントロールが難しいポルシェ911やホンダNSX他、操縦を物にする面白さ、喜びと言うものがあったが、現代ではそれらがまるで「悪」の扱いを受けている。ゴルフで言えば現代でも未だにUTでは無くロングアイアンを使っていたり、CBでは無くマッスルバックアイアンを使用している様な物だが、私はそのゴルフでもMBや限りなくMBに近いCB、ミズノ・T-ZOID・PROアイアンを使用している。道具の進化でゴルフなら球を曲げる技術、車で言えば高回転を持続する技術等が失われて行く。話が逸れたが何が言いたいのかと言うと、車造りで100年経った今でもニューモデルで欠陥を出す人類は、間違いを起こす生き物。「100%完璧」を求められる車の自動運転化は不確定、突発的要素の複合環境ばかりで危険過ぎると言う事だ。航空機業界みたいに人体実験しながら(墜落事故の経験を重ね性能向上を図る)性能を上げていくつもりであろうか。高速道路など動きに方向性のある場合は長距離巡航等、ドライバーの負担を軽減する為、GPSを利用し一時的にオート・ドライブ(自動運転モード)に通常運転モードから切り替えれる様にすれば良い。一般道ではオート・ドライブモード(自動運転)を使用できない様にETCに通さないと機能しない様、インターロックをかける。しかし、この機能は一般車より、任意保険にも加入せず、酷いのになると飲酒運転、人手不足からのオーバーワーク、他で毎日事故を起こし人を傷つけているトラックにこそ搭載して貰いたい機能である(※事故率が物語る様、セルフコントロールが出来ない危険な20代、女性ドライバー、超高齢ドライバーも然りだ)。又、車に余計な機能が搭載され、車重が重たくなりますね。



電鉄などは200m先の明るさ2Lx、大きさ45cmを検出できるセンサー等搭載し自動化運転に向けているが、決められた場所を限られた条件で走らせるので自然災害に影響される事もあるだろうが自動化は可能であろう。日本ではAI(人工知能)等の先端技術が遅れ中国には追いつけない位置にいると言われる。AI技術は元になる頭脳情報収集で人口が多い方が圧倒的有利となる。特に多いと言う訳でもなく年寄りが多い頭脳情報でどんなAIをどう進化させ、自動化運転等に役立てる事が出来るであろうか。


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